コラム

札幌市内のおすすめ桜スポット7選!お花見に持っていくべきものや注意点を解説【2025年】

札幌でラーメンを楽しみたい方で、以下のお悩みはありませんか?

「札幌の桜、見頃はいつ?」
「市内でおすすめのお花見スポットはどこだろう?」
「お花見の持ち物や注意点も知りたい」

ゴールデンウィークが近づくと、札幌の桜情報が気になるところです。

本州より開花が遅い札幌ですが、見頃の時期や人気の名所、お花見を快適に楽しむコツを知りたいと思っている方もいるでしょう。

この記事では、2025年版として札幌市内のおすすめ桜スポット7選を厳選してご紹介します。

さらに、桜の開花・満開時期の目安、持っていくと便利なアイテム、そして気持ちよく過ごすためのマナーや注意点も分かりやすく解説します。

ぜひ参考にして、美しい桜の季節を満喫してください。

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札幌の桜の開花時期・見頃は?

札幌の桜の開花時期・見頃は?

気象庁の平年値データによると、札幌の桜(ソメイヨシノ)の開花は5月1日、満開は5月6日頃です。

つまり、ゴールデンウィーク後半から5月上旬が、札幌の桜の見頃と考えてよいです。

東京の開花平年値が3月24日、満開が3月30日なので、札幌の桜は東京よりも約1ヵ月遅く満開を迎えます

これは、北海道や札幌が本州などに比べて春の訪れが遅いためです。

少し遅れてやってくる北国の春だからこそ、満開の桜は格別な美しさです。

最新の開花予想や詳細なデータは、気象庁や日本気象協会の発表をご確認ください。

参考:生物季節(さくらの開花など)|札幌管区気象台
参考:2025年桜の開花・満開予想(第12回)を発表

札幌市内のおすすめ桜スポット7選

札幌市内のおすすめ桜スポット7選

札幌には美しい桜を楽しめる名所が多くあります。

その中から、特におすすめのスポットを7カ所ご紹介します。

  • 北海道神宮
  • 中島公園
  • モエレ沼公園
  • 旭山記念公園
  • 大通公園
  • 円山公園
  • 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)

それぞれのスポットごとに魅力や見どころが異なります。

魅力をたっぷりご紹介するので、ぜひ桜を堪能してください。

北海道神宮 | 札幌の代表的なお花見スポット

北海道の開拓の神々などを祀る北海道神宮は、円山公園に隣接する、札幌で最も有名な桜の名所の一つです。

格式高い神社の境内で、厳かな雰囲気と桜の美しさを同時に味わえます。

桜のシーズンには、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど多彩な桜が咲き誇り、多くの花見客でにぎわいます。

特に、表参道から拝殿へと続く桜並木は圧巻の美しさです。

広大な境内を散策しながら、さまざまな種類の桜を楽しめるのが魅力です。

お参りと合わせて、北海道らしい雄大な自然の中でお花見を満喫できます。

ただし、近年は火気の使用が禁止されているため、バーベキューなどはできません。

ルールを守って楽しみましょう。

【公式サイト】北海道神宮

中島公園 | ドラマの撮影場所としても有名

札幌中心部に位置しながら、豊かな自然を満喫できるのが中島公園です。

菖蒲池を中心に広がる園内は、散策にぴったりの場所です。

公園南側にある日本庭園では、風情あるしだれ桜が訪れる人々を魅了します。

落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと桜を鑑賞したい方におすすめです。

また、園内には国指定重要文化財の「豊平館」や「八窓庵」、札幌コンサートホールKitaraなど見どころも豊富です。

さらに、札幌市天文台は人気ドラマ「First Love 初恋」のロケ地でも知られています。

桜だけでなく、文化施設や美しい景観も一緒に楽しめるのが中島公園の魅力です。

【公式サイト】中島公園

モエレ沼公園 | 自然と芸術が融合した美しい公園

モエレ沼公園 | 自然と芸術が融合した美しい公園

世界的な彫刻家イサム・ノグチが設計したモエレ沼公園は、「大地を彫刻した」とされる芸術的な公園です。

幾何学的な山や噴水などが配置され、自然とアートが調和した独特の景観が広がります。

春には園内にある「サクラの森」を中心に、約1,600本のエゾヤマザクラなどが咲き誇ります。

広大な芝生の上でピクニックをしながら、アートな空間と桜のコラボレーションを楽しめるのが特徴です。

他の名所とは一味違う、開放的でモダンな雰囲気の中でお花見をしたい方や、家族でのんびりと過ごしたい方におすすめのスポットです。

【公式サイト】モエレ沼公園

旭山記念公園 | 夜桜を楽しみたい方にもおすすめ

札幌市創建100年を記念して造られた旭山記念公園は、標高137.5mの展望台からの眺望が素晴らしいことで知られています。

札幌市内や石狩平野、遠くの山々まで見渡せるパノラマビューは必見です。

公園内やアクセス道路沿いには桜並木があり、春には美しい花のトンネルを作り出します。

昼間の景色もさることながら、夜には桜がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。

特に、展望台から眺める札幌の夜景とライトアップされた夜桜の共演はロマンチックで、デートにもぴったりです。

【公式サイト】旭山記念公園

大通公園 | 札幌を代表するイベント会場として多くの人が訪れる

札幌の中心部、東西に長く伸びる大通公園は、「さっぽろ雪まつり」など四季折々のイベント会場として有名なスポットです。

園内には美しい花壇や噴水、彫刻などが点在し、市民や観光客の憩いの場となっています。

春には、公園の各所に植えられた桜が咲き、都心にいながら気軽にお花見を楽しめます。

桜のほかにも、ライラック、チューリップ、バラなど、季節ごとにさまざまな花が咲き誇るのも魅力です。

開花情報は公式サイトで確認できるため、訪れる前にぜひチェックしてみてください。

【公式サイト】大通公園

円山公園 | 古くからの桜の名所として親しまれる

円山公園 | 古くからの桜の名所として親しまれる

円山公園は、原始林が残る自然豊かな公園で、古くから札幌市民に親しまれてきました。

隣接する北海道神宮とともに、桜の名所として不動の人気を誇ります。

園内にはエゾヤマザクラやソメイヨシノなどが多く植えられており、満開時には公園全体が華やかな雰囲気に包まれます。

特に北海道神宮へ続く参道沿いの桜並木は見事な景観です。

また、すぐ隣には円山動物園もあり、一日を通して楽しめます。

自然散策をしながら、ゆったりとお花見を楽しみたい方におすすめです。

【参照】円山公園|さっぽろ観光ナビ

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) | 北海道のシンボルで桜を2度楽しめる

「赤れんが庁舎」として知られる北海道庁旧本庁舎は、明治時代の美しいレンガ建築が目を引く、札幌のランドマークです。

歴史的な建物を背景に咲く桜は、写真映え抜群の美しい光景を作り出します。

前庭には、開花時期の異なるカスミザクラ・チシマザクラ(早咲き)とヤエザクラ(遅咲き)の2種類が植えられています。

そのため、比較的長い期間にわたって桜を楽しめるのが特徴です。

タイミングによっては、1シーズンで2度、桜の見頃を楽しめる場合もあります。

なお、庁舎は現在リニューアル工事中で、2025年夏頃に再開予定です(2024年5月時点)。

工事中でも前庭から桜を眺めることは可能なため、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。

【公式サイト】北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)

札幌市内のお花見に持っていったほうがよい3つのもの

札幌市内のお花見に持っていったほうがよい3つのもの

お花見をより快適に楽しむために、持っていくと便利なアイテムがあります。

  • レジャーシート
  • クーラーボックス
  • 防寒具・カイロ

上記のアイテムがあれば、お花見の快適度がぐっと上がるので、ぜひ準備しておいてください。

レジャーシート

地面に座ってお花見を楽しむなら、レジャーシートは重要なアイテムです。

レジャーシートがあれば、芝生や土の上でも汚れを気にせず、くつろいで食事や会話を楽しめます。

レジャーシートがないと座れる場所がベンチなどに限られ、自由度が下がってしまいますが、シートを広げれば、好きな場所に自分たちのスペースを作れます。

ただし、風で飛ばされないように注意が必要です。

飲み物が入ったペットボトルなどを重し代わりにするか、シートを固定するペグを用意すると安心です。

お花見の人数や場所に合わせて、適切なサイズのシートを選びましょう。

クーラーボックス

お花見には冷たい飲み物が欠かせません。

クーラーボックスがあれば、ビールやお茶などを長時間冷たいままキープできます。

また、サンドイッチやサラダ、フルーツなど、冷やしておきたい食べ物の持ち運びにも便利です。

特に気温が高い日は、食中毒を防ぐためにも保冷は重要です。

大きなクーラーボックスが邪魔な場合は、保冷機能付きのトートバッグなどでも代用できます。

飲み物だけなら、真空断熱構造のアイスペール(氷筒)に氷を入れて持っていくのもおすすめです。

防寒具・カイロ

春とはいえ、札幌の朝晩はまだまだ冷え込みます。

特に5月上旬のお花見シーズンでも、最低気温が10℃を下回ることは珍しくありません。

そのため、防寒対策はしっかりとしていきましょう。

フリースや薄手のダウンジャケット、ストールなど、体温調節しやすい服装を心がけるのがおすすめです。

夜桜を楽しむ場合は、厚手の上着や帽子、手袋、そしてカイロがあると安心です。

日中暖かくても油断せず、念のため羽織れるものを一枚持っていくと、急な気温の変化にも対応できます。

寒さで楽しめなくならないよう、準備を怠らないようにしましょう。

【参照】札幌の春(3月、4月、5月)

札幌市内でお花見をする際の5つの注意点

札幌市内でお花見をする際の5つの注意点

みんなが気持ちよく桜を楽しむためには、守るべきマナーがあります。

お花見を計画する前に、以下の5つの注意点を確認しておきましょう。

  • 公園や場所のルールを遵守する
  • 桜の木に触れないよう注意する
  • 必要なスペースだけを確保する
  • 周囲の迷惑にならないよう声の大きさを抑える
  • ゴミはすべて持ち帰る

上記のマナーを守ることが、美しい桜と楽しい時間を未来につなげる第一歩です。

公園や場所のルールを遵守する

お花見を楽しむ上で大切なのは、その場所のルールを守ることです。

公園ごとに、火気の使用、飲酒、テント設営、音響機器の使用などに関するルールが定められています。

「他の場所ではOKだった」は通用しません。

事前に訪れる公園の公式サイトや現地の案内看板でルールを確認し、禁止されている行為は行わないでください。

ルール違反は、他の利用者の迷惑になるだけでなく、公園の利用制限につながる可能性もあります。

全員が安全で快適に過ごせるよう、決められたルールの中で楽しみましょう。

桜の木に触れないよう注意する

美しい桜を見ると、つい枝に触れたくなるかもしれませんが、桜の木はとてもデリケートなため、枝を折ったり、幹を傷つけたりしないように注意しましょう。

傷ついた部分から病原菌が入り、木が弱ったり枯れたりする原因になります。

また、根元を強く踏み固めるのも桜の生育に悪影響を与えるため、注意が必要です。

レジャーシートを敷く際は、木の幹や太い根から少し距離を置くように配慮しましょう。

写真を撮る際も、枝を引っ張ったり、木に登ったりするのはやめましょう。

必要なスペースだけを確保する

お花見シーズンは多くの人が訪れるため、場所取りは譲り合いの精神が大切です。

参加人数に見合った必要最小限のスペースを確保するように心がけましょう。

また、長時間にわたって、必要以上に広い場所をシートなどで占有する行為もマナー違反です。

特に人気のスポットでは、早めに場所を確保したい気持ちはわかりますが、周りの状況を見て判断しましょう。

後から来る人のことも考え、みんなが気持ちよく過ごせるように配慮することが求められます。

周囲の迷惑にならないよう声の大きさを抑える

楽しいお花見の席では、会話が弾んで声が大きくなりがちです。

しかし、周りには静かに桜を楽しみたい人や、小さな子ども連れの家族などもいます

大声での会話や、大音量での音楽、コールなどの宴会騒ぎは、周囲の人にとっては騒音となり、不快感を与えかねません。

特にお酒が入ると声量が上がりやすいため、意識してボリュームを調整しましょう。

また、夜桜を楽しむ際は、昼間以上に声の大きさや物音に注意が必要です。

節度を守って、穏やかな雰囲気でお花見を楽しみましょう。

ゴミはすべて持ち帰る

お花見で出たゴミは、すべて持ち帰るのが鉄則です。

お弁当の容器や空き缶、お菓子の袋などを、その場に放置してはいけません。

ゴミが散乱していると、美しい景観が台無しになるだけでなく、カラスが寄ってきたり、悪臭の原因になったりと、衛生面でも問題が生じます。

ポイ捨てが横行すると、その場所でのお花見が禁止されることにもなりかねません。

公園にゴミ箱があっても、お花見シーズンはすぐに一杯になることが多いです。

ゴミ袋を持参し、自分たちで出したゴミは責任をもって自宅まで持ち帰り、ルールにしたがって分別・処分しましょう。

札幌市では桜見物以外にグルメもおすすめ

札幌市では桜見物以外にグルメもおすすめ

札幌でお花見を楽しんだ後は、おいしいグルメを味わうのも旅の醍醐味です。

札幌では、定番のジンギスカンスープカレー味噌ラーメンはもちろん、新鮮な海の幸を堪能できる海鮮丼もおすすめです。

また、「シメパフェ」文化がある札幌では、見た目も美しいパフェを提供するお店が多くあります。

北海道産の牛乳を使った濃厚なソフトクリームも見逃せません。

おしゃれなベーカリーでパンを買い、桜の下でピクニック気分を味わうのも素敵です。

お花見と合わせて札幌グルメも満喫すれば、きっと忘れられない思い出になります。

札幌のおすすめグルメに関しては、こちらの記事も参考にしてください。

札幌でおすすめのグルメ25選! 絶対に食べたいご当地グルメを特徴別にご紹介【2025年最新版】

札幌市内では防寒しつつマナーを守ってお花見を楽しもう

札幌市内では防寒しつつマナーを守ってお花見を楽しもう

札幌には北海道神宮やモエレ沼公園など、個性豊かな桜の名所が揃っています。

見頃は5月上旬ですが、この時期の札幌はまだ肌寒い日も多いので、暖かい服装と防寒対策を忘れないようにしましょう。

そして何より大切なのは、ルールとマナーを守って、周りの人への配慮を忘れないことです。

ゴミは持ち帰り、桜の木を大切にし、騒ぎすぎないように気をつけることで、誰もが気持ちよく美しい桜を楽しめます。

この記事を参考に、しっかりと準備をして、2025年の春、札幌で素晴らしいお花見の思い出を作ってください。

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