夏の札幌観光において、ラーメンやジンギスカンと並んで見逃せないグルメが、ひんやりと体を潤す美味しいかき氷です。
この記事では、札幌に住む人々からも深く愛されている、本当におすすめのかき氷店だけを9店舗選び抜きました。
それぞれのお店の魅力や代表的なメニューを詳しく解説しますので、あなたのお気に入りの一杯がきっとみつかるはずです。
ぜひ参考にして、札幌の短い夏を最高のかき氷と共に満喫してください。
札幌の人気かき氷おすすめ9選
それでは、札幌で「ここのかき氷は外せない」と評判を集める人気店を具体的に9店舗紹介します。
それぞれのお店の特徴はもちろん、アクセスに便利な住所や訪れる前に知っておきたい営業時間などの基本情報も掲載しています。
気になるお店をチェックして、あなたのかき氷巡りの計画を立ててみてください。
森乃百日氷|定山渓の自然の中で味わう、旬のフルーツを使った贅沢かき氷
定山渓の豊かな自然に抱かれた複合施設「山の風マチ」の中に、夏の間だけ扉を開く特別なかき氷店があります。その名は「森乃百日氷」。
最大の魅力は、雄大な北海道大地で育まれた旬のフルーツを惜しげもなく使用した自家製シロップです。
特におすすめしたいメニューは、その時期に最も美味しいフルーツを選んで作る季節限定のかき氷です。例えば、公式サイトで紹介されている「苺とピスタチオ」は、甘酸っぱい苺とピスタチオクリームのコクが見事に融合しています。
また、初夏には高級さくらんぼ「佐藤錦」を使った一杯が登場するなど、訪れるたびに新しい味覚との出会いが待っています。
札幌中心部から少し足を伸ばすドライブや、定山渓温泉への旅行の際に立ち寄りたい、自然の恵みを存分に感じられる名店です。
営業日時 | 6月14日~10月5日(100日間)、火曜定休(ただし8月12日・9月23日は営業) |
住所 | 北海道札幌市南区定山渓温泉西2-2 |
公式HP | https://yamanokazemachi.com/shop/koori/ |
マザーリッチ|ふわふわエスプーマが大人気!新感覚かき氷
札幌のかき氷シーンにおいて、新しい風を吹き込んでいるのが「マザーリッチ」です。
看板メニューは、きめ細やかな氷の上にもったりとエスプーマ(泡状のムース)を乗せた、これまでにない新感覚のかき氷です。
初めて訪れるなら、定番の「いちごミルク」をぜひ味わってみてください。濃厚でありながら軽い口当たりのミルクエスプーマと、果肉感が残る甘酸っぱいいちごシロップの組み合わせは、一度食べると忘れられない美味しさです。
麻生に構える本店のほか、夏季にはキッチンカーで市内各所へ出店するスタイルもとっています。キッチンカーの出店場所や営業時間は日によって変動するため、お店の公式Instagramで最新の情報を確認してから訪問するのが確実です。
純白のエスプーマに鮮やかなシロップがかかった見た目は非常に華やかで、SNSでシェアしたくなること間違いなしの一品といえます。
営業日時 | 平日(月曜を除く):13:00〜18:00土日:11:00から |
住所 | 北海道札幌市北区麻生町 |
公式HP | https://mother-rich.com/shavedice/ |
milkbase|パフェとかき氷のいいとこ取り!フォトジェニックな専門店
「パフェやクレープのように、かき氷を当たり前のスイーツにしたい」という熱い想いから誕生した、かき氷の専門店が「milkbase」です。
店名の通り、ミルクをベースにした氷が大きな特徴であり、口に含むと濃厚なミルクの風味が広がりつつも、後味は驚くほどさっぱりしています。その絶妙なバランスが、多くのリピーターを惹きつけてやみません。
その他にも、香ばしい風味が人気の「ピスタチオ」や、旬のフルーツを使った季節限定フレーバーなどが揃います。どれもパフェのように美しく盛り付けられており、写真映えする見た目も魅力の一つです。
お店は大通やすすきのエリアからのアクセスも良く、札幌観光の合間に気軽に立ち寄れる立地も嬉しいポイントといえます。
営業日時 | 月~日、祝日、祝前日: 10:00~17:00 |
住所 | 北海道札幌市中央区南4条西5丁目8アイビル4.5ビル 4F |
公式HP | https://www.hotpepper.jp/strJ004005069/ |
氷菓店hacchi|こだわりシロップが自慢!桑園エリアの実力派
JR桑園駅からほど近い場所に静かに佇む「氷菓店hacchi」は、かき氷好きの間で高い評価を得ている実力派の名店です。
このお店の真骨頂は、店主が素材選びから調理法までこだわり抜いた自家製シロップにあります。他では決して味わえない独創的で深みのあるメニューが、訪れる人々を魅了しています。
定番のフルーツ系シロップはもちろんのこと、和の食材を活かしたテイストや、時にはスパイスを効かせた斬新なものまで、その探究心はとどまる所をしりません。
メニューは季節や仕入れによって変わるため、お店の公式Instagramで告知される最新情報を訪問前に確認するのをおすすめします。
丁寧に作られた渾身の一杯を、落ち着いた雰囲気の店内でじっくりと味わいたい方に、ぜひ訪れてほしいお店です。
営業日時 | 不定期 (営業2日前の19時から予約受付) |
住所 | 北海道札幌市中央区北8条西15-28 KICビル 3F |
公式HP | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010105/1074883/ |
氷屋 金木犀|札幌駅エリアでアクセス抜群!創作和風かき氷
札幌駅北口の複合施設「TENTOTEN」内に店舗を構える「氷屋 金木犀」は、その立地の良さも魅力の人気店です。
このお店は、特に日本の食材の魅力を巧みに引き出した、創作和風かき氷に定評があります。
香ばしい「黒ごまきな粉」や、お茶の深い香りが楽しめる「ほうじ茶」など、和スイーツ好きの心をくすぐる魅力的なラインナップが揃います。
人気店のため予約が必要な場合が多いため、公式サイトやSNSで事前に営業形態を確認してから訪れましょう。
札幌駅に到着してすぐ、あるいは電車の出発時刻までの少しの時間に立ち寄れる手軽さが、観光客にとっても大きな魅力となっています。
営業日時 | 不定休(ご来店の際は、店舗にご確認ください) |
住所 | 北海道札幌市北区北7条西8-3-12 TENTOTEN 1F |
公式HP | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010101/1079011/ |
氷処さゆり|すすきので〆に食べたい!夜まで楽しめるかき氷
札幌随一の歓楽街、すすきののNグランデビル内に「氷処さゆり」はあります。すすきの駅から徒歩3分という立地にあるため、立ち寄りやすいのが最大の特徴です。
提供される氷は、きめ細かく削られたふわふわの食感で、口の中ですっと溶けていきます。そのため、満腹の状態でも不思議とぺろりと食べられてしまいます。
おすすめのメニューは、ラズベリーの甘酸っぱさとヨーグルトシロップの爽やかさが見事にマッチした「ラズベリーヨーグルト」です。
すすきので過ごす夜を、一味違った形で締めくくりたい時にぜひ利用してみてください。不定休のため、訪問前にはお店の営業情報を確認すると確実です。
営業日時 | 11:30 – 17:30 (L.O. 16:30) |
住所 | 北海道札幌市中央区南5条西3-8 Nグランデビル 2F |
公式HP | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1075045/ |
かき氷 RIQ(パフェと氷 riq.)|昼も夜も楽しめる!狸小路のカフェで味わう本格かき氷
狸小路5丁目のアーケード内に位置する人気カフェ「RIQ」では、夏になると本格的なかき氷がメニューに加わります。
昼は明るい雰囲気のカフェ、夜は落ち着いたバーとして営業しており、時間帯を問わず美味しいかき氷を楽しめるのが魅力です。
専門店にも引けを取らないその一杯は、氷の削り方からシロップの素材、盛り付けの美しさに至るまで、細部にこだわりが感じられます。
ランチやディナーのデザートとして、あるいはショッピングの合間の休憩など、様々なシーンで利用できる使い勝手の良さが光ります。狸小路というアクセスの良い場所で、本格的な一杯を気軽に味わってみてください。
営業日時 | 昼カフェ: 10:30-17:00(L.O.16:45)夜カフェ: 17:00-23:30(L.O.22:30) |
住所 | 札幌市中央区南2条西5丁目 T5ビル2F |
公式HP | https://www.riq-jp.com/parfaittokori/ |
花氷|まるで芸術品!南区の古民家カフェでいただく創作かき氷
札幌市南区ののどかな自然の中に佇む古民家カフェ「カフェ花柄」。ここで夏季限定で提供されるかき氷が「花氷」です。
最大の魅力は、食材の意外な組み合わせから生まれる独創的な味わいです。他では決して出会えない、驚きと感動に満ちたメニューが揃います。
営業日や時間が限られている特別な存在だからこそ、訪問前には必ず公式の情報を確認してください。
日常の喧騒から離れた静かな空間で、心ゆくまで特別な一杯を味わいたい方に、ぜひ訪れてほしい場所です。
営業日時 | 11:00から15:00(水曜日から日曜日) |
住所 | 北海道札幌市南区砥山180-8 |
公式HP | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010305/1049643/ |
Jigum|札幌で韓国気分!ふわふわ食感のピンス(韓国風かき氷)
北海道大学エリアにある、韓国のスイーツや軽食が楽しめるカフェが「Jigum」です。ここで味わえるのが、韓国風かき氷の「ピンス」。
日本の伝統的なシャリシャリとした氷とは異なり、牛乳などを凍らせた氷を細かく削って作るため、きめ細かく、驚くほどふわふわな食感が特徴です。
甘すぎず、どこか懐かしい味わいで、最後まで美味しくいただけます。札幌にいながらにして、まるで韓国のカフェを訪れたかのような旅行気分を味わえる、ユニークで美味しいピンスをぜひ体験してみてください。
営業日時 | 11:00 – 20:00(月・金・土・日) |
住所 | 北海道札幌市北区北18条西4-2-40 |
公式HP | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010201/1075681/ |
あなたにぴったりのかき氷が見つかる!お店選び3つのポイント
ここまで9つの個性豊かなお店を紹介してきましたが、たくさんありすぎてどこに行こうか迷ってしまうかもしれません。
そこで、かき氷店を選ぶ際のポイントを3つの視点から解説します。以下の内容を参考にすれば、今のあなたの気分や目的に合ったお店がきっとみつかります。
食べたいかき氷の「タイプ」で選ぶ
かき氷と一言で表現しても、その種類は実に多岐にわたります。まずは、自分がどんなタイプのかき氷を食べたいのかを考えてみるのが第一歩です。
昔ながらの氷の粒感が楽しめるシャリシャリとした食感のもの、専用の機械で薄く削られた淡雪のような口溶けのふわふわな食感のものがあります。
旬の果物をふんだんに使った贅沢な一杯、クリームや泡状のムースを乗せたケーキのような進化を遂げた一杯、そして牛乳ベースの氷を使った韓国風の一杯など、選択肢は豊富です。
果物そのものの味を堪能したいのか、新しい食感やスイーツとしての完成度を求めるのか。ご自身の好みのタイプを明確にすると、お店がぐっと絞りやすくなります。
訪れたい「エリアやシチュエーション」で選ぶ
誰と、どのような目的で訪れるのかによっても、お店の選び方は変わります。
例えば、観光で訪れており、移動の合間に気軽に楽しみたいのであれば、主要駅や繁華街の中にあるお店が便利です。公共交通機関でのアクセスが良い場所は、時間を有効に使えます。
一方で、休日に時間をかけてドライブを楽しみながら、少し足を伸ばしてでも特別な体験をしたい日もあります。その場合は、郊外にある自然に囲まれたお店が目的地になるでしょう。
また、食事やお酒を楽しんだ後、甘いもので締めくくりたい夜には、深夜まで営業しているお店が重宝します。ご自身のその日のスケジュールや目的に合わせてお店を選ぶと、かき氷を食べる時間がより満足度の高いものになります。
「見た目やSNS映え」で選ぶ
せっかく美味しいかき氷を食べるなら、味だけでなく見た目も楽しみたいと考える人も多いはずです。最近では、SNSでの共有を意識した、写真映えする美しいかき氷が次々と登場しています。
まるでケーキのように繊細にデコレーションされたものや、色とりどりのフルーツが宝石のように盛り付けられたもの、まん丸で可愛らしいフォルムに仕上げられたものなど、そのビジュアルは見る人の心を惹きつけます。
お店の公式Instagramやグルメサイトの投稿写真を事前にチェックして、ご自身の心に響くビジュアルのかき氷を探してみるのも、現代ならではの楽しいお店選びの方法です。
お気に入りの見た目の一杯をみつけて、食べる前のワクワク感から存分に楽しんでください。
お気に入りのかき氷を見つけて札幌の夏を遊びつくそう!
この記事では、札幌で本当におすすめできるかき氷店を厳選して9店舗、そしてお店選びのポイントを紹介しました。
あなたのお気に入りになりそうなお店はみつかりましたか。短い札幌の夏を彩るかき氷には、お店ごとのこだわりや想いが詰まっています。
今回紹介したお店選びのポイントも参考にして、ぜひあなただけのお気に入りの一杯をみつけてみてください。
ひんやりと冷たくて美味しい絶品かき氷を味わい、一度きりの札幌の夏を最高に楽しみましょう。