札幌でおすすめの観光スポット27選！魅力あふれる人気スポットを厳選してご紹介【2024年最新版】

以下のようなお悩みはありませんか？

• どの観光スポットが本当におすすめなのか知りたい。
• 限られた時間で効率よく回りたい。
• 地元の人が楽しむ穴場スポットを探している。

札幌を訪れる際、多くの観光スポットがありすぎて、どこに行くか悩むことも多いのではないでしょうか。

この記事では、札幌でおすすめの観光スポット27選を厳選してご紹介します。

この記事を読むと、札幌の魅力的な観光スポットを体系的に理解でき、訪れる際の計画が立てやすくなります。

定番の観光地から、知る人ぞ知る穴場スポットまで網羅しているので、ぜひ参考にしていただき、素敵な札幌旅行を楽しんでください。

札幌観光モデルコースで紹介されている観光スポット9選

札幌観光モデルコースで紹介されている観光スポット9選をご紹介します。

以下のスポットを巡ると、札幌の魅力を体感できるでしょう。

• さっぽろテレビ塔
• 大通公園
• 時計台
• 北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）
• すすきの
• 二条市場
• サッポロビール博物館
• 札幌市円山動物園
• 北海道神宮

それぞれ詳しく解説します。

さっぽろテレビ塔

さっぽろテレビ塔は、札幌観光の定番スポットです。

高さ147.2メートルの電波塔で、1956年に完成しました。大通公園の東端に位置し、札幌市中心部のシンボル的存在となっています。

展望台は地上約90メートルの位置にあり、大通公園や札幌市街、石狩平野、日本海などを360度見渡せるのが魅力です。

見どころとして、「怖窓(こわそ〜)」という、足元まで一枚ガラスの窓があり、スリルを味わえます。

また、展望台には「テレビ父さん」というキャラクターの小さな神社があり、お土産ショップやレストランも併設されています。

さらに、夜のライトアップが美しいと評判で、大通公園で行われるイベント（雪まつりなど）の際は、上からの眺めが特に人気です。

施設情報	詳細
アクセス	札幌市営地下鉄「大通駅」27番出口
営業時間	9:00〜22:00
定休日	Webサイト確認
駐車場	なし（周辺の有料駐車場利用）
展望台入場料	大人（高校生以上）：1000円 小学生・中学生：500円 幼児（小学生未満）：無料

大通公園

大通公園は、札幌の中心部にあり、自然、文化、イベントが融合した多機能な都市公園です。

規模と位置は、東西約1.5km、面積約7.8haの広大な公園で、大通西1丁目から大通西12丁目まで伸びています。

自然と景観として、美しい花壇や芝生、約90種4,700本の樹木が植えられています。四季折々の植物が楽しめ、特に春のライラックが有名です。

年間を通じてさまざまなイベントが開催され、代表的なものに札幌雪まつり、YOSAKOIソーラン祭り、ビアガーデンなどがあります。

また、公園内にはインフォメーションセンターや観光案内所があり、名物の「とうきびワゴン」も設置されています。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄各線「大通駅」「西11丁目駅」下車
営業時間	–
定休日	–
駐車場	なし（周辺の有料駐車場利用）
入場料	無料

時計台

札幌時計台は、1878年(明治11年)に建設された日本最古の時計塔で、正式名称は「旧札幌農学校演武場」です。

北海道大学の前身である札幌農学校の施設として建てられました。

木造2階建ての洋風建築で、白い壁面と赤い屋根が特徴的です。1881年には時計塔が追加され、アメリカ製の振り子式時計が設置されています。

また、1970年に国の重要文化財に指定され、札幌のシンボルとして広く親しまれています。

内部施設としては、1階に大展示室があり、時計台の歴史や札幌の歴史に関する展示があります。

2階はホールになっており、クラーク博士像や時計の姉妹機が展示されています。

施設情報	詳細
アクセス	札幌駅より徒歩約10分 地下鉄「大通駅」より徒歩約5分
営業時間	8:45～17:10（入館は17:00まで）
定休日	1月1日～1月3日
駐車場	なし（周辺の有料駐車場利用）
入場料	大人：200円 高校生以下：無料

北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）

北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）は1888年（明治21年）に、アメリカ風ネオ・バロック様式で建設された建物です。1969年に国の重要文化財に指定されました。

建物の特徴は、煉瓦造りの西洋館で、地上2階地下1階の構造です。明治時代に作られたひずみのあるガラスや、寒さ対策の二重扉など、当時の技術が随所に見られます。

見どころは、玄関ホールの中央階段や三連アーチが広がる格調高い空間で、開拓使のシンボルである「五稜星」が建物に施されています。

周辺環境には、美しい庭園があり、四季折々の花や紅葉を楽しめます。春は桜やライラック、夏は緑やハマナス、秋には紅葉が魅力です。

また、周辺のグルメスポットとして北菓楼札幌本館、赤れんがテラス、鮨処西鶴北一条店、ピカンティ札幌駅前店などがあります。

ただし、北海道庁旧本庁舎は2019年10月から2025年3月まで大規模改修工事のため休館中であることに注意してください。

施設情報	詳細
アクセス	JR「札幌駅」、地下鉄「大通駅」より徒歩約10分
営業時間	8:45～18:00
定休日	12月31日～翌年1月3日
駐車場	なし（周辺の有料駐車場利用）
入場料	無料

すすきの

すすきのは、北海道最大の繁華街で、約4,000軒の飲食店や娯楽施設が集中しています。東京の歌舞伎町、福岡の中洲と並ぶ日本3大歓楽街の一つです。

観光の魅力として、飲食面ではラーメン、スープカレー、ジンギスカン、海鮮料理など、北海道の名物料理を楽しめる店が多数あります。

娯楽施設も充実しており、カラオケ、ゲームセンター、ダンスクラブなど、さまざまな楽しみ方ができます。

また、主要スポットとして、ラーメン横丁や狸小路商店街があります。

ラーメン横丁には17店舗のラーメン店が軒を連ね、狸小路商店街は北海道最古かつ最大規模の商店街で、さまざまなショップが並びます。

飲食店や娯楽施設が密集しているため、初めての訪問者は目的地を事前に確認しておくとよいでしょう。

施設情報	詳細
アクセス	札幌市営地下鉄南北線「すすきの駅」下車 札幌市営地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」下車
営業時間	–
定休日	–
入場料	–

二条市場

二条市場は、新鮮な海産物を購入したり、その場で味わったりできる札幌の人気観光スポットの一つです。

明治初期に石狩浜の漁師が新鮮な魚を売り始めたことがきっかけで開設されました。100年以上の歴史があり、札幌市民の台所として親しまれています。

取り扱い商品には、新鮮な魚介類や海産物加工品が豊富に並び、野菜や果物、特産品のメロンやとうもろこしなども販売されています。

また、市場内には寿司店や海鮮丼、炙り焼きの店などがあり、鮮魚店にイートインコーナーが併設されている店舗もあります。

多くの店が発送手配（有料）を行っているので、旅先でも購入可能です。市場内外には個性的な飲食店や土産物店も軒を連ねています。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄「大通駅」より徒歩約5〜7分
営業時間	7:00〜18:00 ※店舗により異なる
定休日	店舗により異なる
駐車場	契約駐車場あり ※1店舗2,000円以上利用で1時間無料
料金	店舗により異なる

サッポロビール博物館

サッポロビール博物館は、ビールの歴史を学びながら、貴重なビールを味わえる札幌の人気観光スポットです。

1987年に開館した日本初のビール専門博物館で、建物は1890年に建設された赤レンガ造りで、北海道遺産に指定されています。

サッポロビールの歴史を中心に、実際に使用されていた巨大な煮沸釜など、貴重な展示物が数多くあります。

見学方法には、無料の自由見学コースと有料のプレミアムツアー（約50分）があり、プレミアムツアーではガイド付きの解説や6Kシアターでの映像鑑賞が楽しめます。

また、試飲の際、プレミアムツアー参加者は「復刻札幌製麦酒」と「黒ラベル」の試飲が可能です。「復刻札幌製麦酒」は博物館でしか飲めない限定ビールなので、記念になります。

施設には、ミュージアムショップがあり、オリジナルグッズや限定商品が販売されています。

施設情報	詳細
アクセス	JR「札幌駅」よりタクシーで約7分 地下鉄東豊線「東区役所前駅」より徒歩約10分
営業時間	11:00〜18:00（最終入館17:30）
定休日	毎週月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始
駐車場	あり ※6時間まで無料
料金	大人（高校生以上）：1000円 中学生～20歳未満：500円 小学生以下：無料

札幌市円山動物園

札幌市円山動物園は、動物たちの生態を楽しく学べる場所として、家族連れや観光客に人気のスポットです。

1951年に北海道で初めての動物園として開園され、当初は3種類の動物だけでしたが、現在は約170種、900点もの動物を飼育しています。

主要施設として、2018年オープンのホッキョクグマ館や、2019年オープンのゾウ舎があり、アジアゾーンではレッサーパンダやアムールトラなどが見られます。

また、展示方法には動物たちをより間近で観察できる「生息環境展示」を採用しており、来場客と動物たちの一体感を味わえる工夫がされています。

イベントとしては「円山ZOOガイド」があり、飼育員による動物の生態などの詳しい解説が聞けます。

園内にはカフェやショップもあり、休憩やお土産購入も可能です。周辺には円山原始林や北海道神宮があり、自然豊かな環境となっています。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄東西線「円山公園駅」よりバスで約5分、徒歩約15分
営業時間	3月1日～10月31日：9時30分～16時30分 （最終入園は16時） 11月1日～2月末日：9時30分～16時 （最終入園は15時30分）
定休日	■毎月 第2・第4水曜日 （8月のみ第1・第4水曜日、祝日の場合は翌日） ■4月 第2水曜日を含むその週の月曜日～金曜日 ■11月 第2水曜日を含むその週の月曜日～金曜日 ■12月29日～31日
駐車場	あり ※有料
料金	大人：800円 高校生：400円 中学生以下：無料 団体（30名以上）：720円 年間パスポート（高校生以上）：2,000円

北海道神宮

北海道神宮は、歴史的価値と自然の美しさを兼ね備えた札幌の重要な観光スポットです。

1869年に明治天皇の詔により創建され、当初は「開拓三神」を祀り、後に明治天皇も合祀されました。北海道の総鎮守として、開拓民たちの精神的な支えとなりました。

三方を山に囲まれ、一方は平野に開けた場所に位置しています。自然豊かな境内では、野生のエゾリスが見られることもあります。

主な行事としては、初詣、厄祓い、節分、婚礼などが行われ、毎年6月14日〜16日に「北海道神宮例祭（札幌まつり）」が開催されます。

例祭では、境内や中島公園に屋台が並び、多くの人で賑わいます。

見どころとして、春には桜と梅が同時に開花し、花見の名所となります。社務所前には天然記念物の「さざれ石」があり、「北海道開拓の父」と呼ばれる島義勇の銅像もあります。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄東西線「円山公園駅」より徒歩15分 JRバス「北海道神宮」下車徒歩1分
営業時間	※公式サイトよりご確認ください
定休日	–
駐車場	あり
料金	授与品などにより異なる

車なしで行ける札幌でおすすめの観光スポット9選

【車なし】札幌でおすすめの観光スポット9選をご紹介します。以下のスポットを巡ることで、札幌の魅力を存分に楽しむことができます。

• 白い恋人パーク
• さっぽろ羊ヶ丘展望台
• 大倉山展望台
• 藻岩山ロープウェイ
• 中島公園
• モエレ沼公園
• 札幌ドーム
• 北海道博物館
• 豊平館

それぞれを詳しく解説します。

白い恋人パーク

白い恋人パークは、北海道の有名なお土産「白い恋人」を製造する石屋製菓が運営するテーマパークです。

1995年に「チョコレートファクトリー」として開業し、2003年に現在の名称に変更されました。

主な施設・アトラクションには、チョコトピアファクトリーでの製造ライン見学や、スイーツワークショップでのオリジナルの白い恋人作り体験があります。

チョコレートラウンジではオリジナルスイーツの提供もあり、ローズガーデンには約200株のバラが咲く英国風庭園が広がっています。

見どころとして、チョコレートの歴史や製造過程を学べる展示や、限定商品やオリジナルグッズを販売するショップがあります。

また、冬季のイルミネーション「スイートイルミネーション」も人気です。

施設情報	詳細
アクセス	札幌市営地下鉄東西線「宮の沢駅」より徒歩約7分
営業時間	10:00～18:00
定休日	–
駐車場	あり ※1時間300円（最初の30分無料）
料金	・有料エリア入館料 大人：800円 子ども（4歳〜中学生）：400円 3歳以下：無料

さっぽろ羊ヶ丘展望台

さっぽろ羊ヶ丘展望台は、1959年に開設された展望台で、クラーク博士像が立つ札幌の観光名所です。

札幌の街並みを一望できる景観や、季節ごとのイベント、北海道ならではのグルメなど、一年を通して楽しめる観光スポットとして賑わっています。

クラーク博士像で「少年よ、大志を抱け」の名言で知られる銅像が、札幌の街を見下ろしています。

施設にはオーストリア館があり、白い恋人ソフトクリームやラベンダーソフトが楽しめます。また、羊ヶ丘レストハウスではジンギスカンなど北海道の名物料理も魅力です。

季節のイベントも豊富で、春にはゴールデンウィークイベント（羊の毛刈りショーなど）、夏にはラベンダー刈り取り体験、冬には羊ヶ丘スノーパーク（雪遊び体験）があります。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄東豊線「福住駅」より中央バスで約10分
営業時間	※公式サイトよりご確認ください
定休日	年中無休
駐車場	あり
料金	10月～5月：9:00〜17:00 6月～9月：9:00〜18:00

大倉山展望台

大倉山展望台は、1972年の札幌オリンピック冬季大会で使用された、スキージャンプ競技場併設の展望台です。

札幌の歴史的なスポーツ施設を見学しながら、美しい景色を楽しめます。また、リフトで頂上まで上がることが可能で、札幌市街を一望できます。

施設には展望ラウンジ「カフェ・セレステ」があり、軽食や飲み物が楽しめます。

ただし、スキージャンプ大会や公式練習日はリフトを利用できない場合があり、悪天候によりリフトが運休となる場合もあるため注意してください。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄東西線「円山公園駅」よりバスで約10分
営業時間	夏期（4月27日～10月31日） 8:30～18:00 ※夜間延長営業（7月1日～9月30日）18:00～20:30 冬期（11月1日～4月26日） 9:00～17:00
定休日	※公式サイトを確認してください
駐車場	あり
料金	大人（中学生以上）：往復1,000円 小人（小学生以下）：往復500円

藻岩山ロープウェイ

藻岩山ロープウェイは、札幌市中央部にある標高531mの藻岩山に設置されたロープウェイです。

山麓駅から中腹駅までロープウェイで移動し、中腹駅から山頂駅までミニケーブルカー「もーりすカー」を利用します。

山頂からの夜景は「日本新三大夜景」に認定されており、山頂展望台の「幸せの鐘」や「愛の南京錠」もスポットとして欠かせません。

また、山頂に展望レストラン「ザ・ジュエルズ」があり、眺望を楽しみながら食事もできます。

中腹駅にはお土産ショップがあり、藻岩山キャラクター「もーりす」グッズなどが販売され、藻岩山には「藻岩原始林」があり、国の天然記念物に指定されています。

施設情報	詳細
アクセス	バス停「もいわ山ロープウェイ」下車
営業時間	夏期（4月～11月）10:30～22:00（上り最終21:30） 冬期（12月～3月）11:00～22:00（上り最終21:30） ミニケーブルカー 夏冬ともに21:50まで（上り最終21:40）
定休日	※公式サイトを確認してください
駐車場	あり
料金	・もいわ山ロープウェイ山麓駅-中腹駅 大人往復：1,400円 小人往復：700円 ・ミニケーブルカー中腹駅-山頂駅 大人往復：700円 小人往復：350円

中島公園

中島公園は札幌市中央区にある広大な都市公園で、自然豊かな景観と歴史的建造物、文化施設が共存し、札幌観光におすすめのスポットです。

主な見どころには菖蒲池があり、4月下旬〜10月上旬にはボート遊びが楽しめます。豊平館は国指定重要文化財の木造洋風建築で、内部見学が可能です。

また、八窓庵は江戸時代初期の茶室で、外観見学ができます。日本庭園は1963年に作庭された美しい庭園で、鴨々川で鴨の姿が見られます。

文化施設として北海道立文学館があり、北海道ゆかりの作家や作品に関する展示があります。札幌コンサートホールKitaraでは、多彩な公演が行われています。

施設情報	詳細
アクセス	市営地下鉄南北線「中島公園駅」下車すぐ
営業時間	–
定休日	年中無休
駐車場	なし（周辺の有料駐車場利用）
料金	無料

モエレ沼公園

モエレ沼公園は、世界的な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手がけ、2005年にグランドオープンした総合公園です。

主要施設にはガラスのピラミッド「HIDAMARI」があり、展示スペースやカフェがあります。モエレ山は、高さ52mの人工の山で、頂上からは札幌市内を一望できます。

サクラの森には約1,600本の桜と126基のイサム・ノグチデザインの遊具があり、夏季限定の水遊び場「モエレビーチ」も人気です。

四季の楽しみ方は豊富で、春はサクラの森でのお花見、夏はモエレビーチでの水遊びやモエレ沼芸術花火、秋は紅葉狩り、冬は「滝野スノーワールド」としてスキーやチューブそりが楽しめます。

施設情報	詳細
アクセス	バス停「モエレ沼公園西口」下車 バス停「モエレ沼公園東口」下車 ※詳しいアクセス方法は、公式サイトをご確認ください
営業時間	7:00～22:00
定休日	無休（園内核施設は定休日有）
駐車場	あり
料金	無料

札幌ドーム

札幌ドームは、2001年6月に開業した北海道最大の全天候型ドームです。

最大収容人数は53,820人で、サッカーチーム「北海道コンサドーレ札幌」のホームスタジアムでもあります。

スポーツ観戦だけでなく、展望台やドームツアーなど、さまざまな楽しみ方ができる札幌の人気観光スポットです。

世界初の「ホヴァリングサッカーステージ」を導入しており、野球場とサッカー場の切り替えが可能です。また、国内唯一のドーム展望台（高さ約53m）も設置されています。

主な用途には、スポーツイベント（サッカー、野球、ラグビーなど）、コンサート、展示会やイベントがあります。

また、施設内にはドームツアーがあり、普段は入れない場所の見学が可能です。その他、トレーニングルームやキッズパークもあり、飲食売店も充実しています。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄東豊線「福住駅」より徒歩約10分
営業時間	–
定休日	–
駐車場	あり ※有料
料金	用途などにより異なる

北海道博物館

北海道博物館は、2015年4月に開館した、北海道の自然・歴史・文化を紹介する総合博物館です。

北海道開拓記念館（1971年開館）と道立アイヌ民族文化研究センター（1994年開所）を統合して設立され、愛称は「森のちゃれんが」と呼ばれています。

展示内容は5つのテーマに分かれた総合展示室があり、北海道120万年の歴史、アイヌ文化、北海道の自然や生き物などを紹介しています。

地下階にはっけん広場や講堂、1階にグランドホールや総合展示室、2階に特別展示室などがあり、カフェやミュージアムショップも併設されています。

施設情報	詳細
アクセス	JR「新札幌駅」、地下鉄「新さっぽろ駅」よりバスで約15分 JR「森林公園駅」よりバスで約6分、徒歩約25分
営業時間	5月〜9月 9:30〜17:00 10月〜4月 9:30〜16:30
定休日	月曜日（祝日の場合は翌平日）と年末年始
駐車場	あり
料金	一般 600円 大学生・高校生 300円 中学生以下・65歳以上 無料

豊平館

豊平館は、1880年(明治13年)に開拓使が建設した日本最古の木造ホテルで、明治・大正・昭和天皇の行幸・行啓に使用された由緒ある建物です。

札幌の歴史と文化を感じられる観光スポットとして人気で、1964年に国の重要文化財に指定されています。

建築様式はアメリカ風で、木造2階建ての白い外壁と群青色の縁取りが特徴的です。内部は和洋折衷の意匠で、漆喰細工などの伝統技術が見られます。

見どころには、2階の広間（かつての舞踏会場）や、明治天皇ゆかりの部屋があり、当時の建築技術や装飾を間近で見られます。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄南北線「中島公園駅」より徒歩5分 地下鉄南北線「幌平橋駅」より徒歩10分
営業時間	9:00～17:00（入館は16:30まで）
定休日	毎月第2火曜日（祝休日の場合は直後の平日） 年末年始（12月29日～1月3日）
駐車場	なし（周辺の有料駐車場利用）
料金	個人 300円 中学生以下 無料

ゆったりできる札幌でおすすめの穴場観光スポット9選

札幌でおすすめの穴場観光スポット9選をご紹介します。

以下のスポットを巡ると、観光客が少ない静かな環境の中で、札幌の魅力をじっくりと楽しめるでしょう。

• 札幌芸術の森
• ノースサファリサッポロ
• 定山渓温泉
• 幌見峠
• 西野神社
• 滝野すずらん丘陵公園
• ココノ ススキノ
• 千歳鶴酒ミュージアム
• AOAO SAPPORO

それぞれを詳しく解説します。

札幌芸術の森

札幌芸術の森は、自然豊かな環境の中で芸術を鑑賞したり、創作活動が行える総合的な芸術文化の拠点です。

主要施設には、札幌芸術の森美術館があり、国内外の美術文化の動向をとらえた企画展を開催しています。

野外美術館には74点の彫刻作品が自然の中に展示され、工芸館では工芸の魅力を再発見できる展示が行われています。

クラフト工房では、木工、ガラス、陶芸などの制作体験ができ、野外ステージではコンサートなどのイベントに利用されています。

定期イベントは、季節ごとの展覧会やコンサート、野外美術館での謎解きイベント、アートマーケットなどが開催されます。

施設情報	詳細
アクセス	バス停「芸術の森入口」または「芸術の森センター」下車
営業時間	9:45～17:00 ※6～8月は17:30まで開館 （札幌芸術の森美術館の入館は閉館の30分前まで）
定休日	4月29日～11月3日：無休 11月4日～4月28日：月曜日休館 月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、 翌火曜日またはその翌日休館
駐車場	あり ※有料
料金	無料 ※園内施設は有料の場合あり

ノースサファリサッポロ

ノースサファリサッポロは、動物との近い距離での触れ合いや、さまざまなアクティビティを楽しめる施設です。

2005年7月に北海道初のサファリパークとしてオープンし、約135種450頭の動物を飼育しています。

主な施設には、メイン施設のノースサファリサッポロ、猛禽類や危険な動物の展示を行うデンジャラスの森、アクティビティ施設のノースサファリアドベンチャーがあります。

また、ライオンやトラへのエサやり体験、フクロウやタカなどの猛禽類との触れ合い、キツネやアザラシなど珍しい動物との触れ合いが楽しめます。

アクティビティにはジップラインやアスレチックなどのアトラクションがあり、冬季には犬ぞりやスノーモービルなどの体験も可能です。

宿泊施設には、動物と一緒に過ごせるグランピング施設やコテージがあります

施設情報	詳細
アクセス	バス停「豊滝会館前」降車後、無料シャトルバスに乗り換え
営業時間	※公式サイトをご確認ください
定休日	※公式サイトをご確認ください
駐車場	あり ※有料
料金	大人（中学生以上） 1,900円 こども（小学生以下） 700円 2歳以下 無料 ※季節ごとで料金変更の可能性あり

定山渓温泉

定山渓温泉は1866年に発見され、150年以上の歴史を持つ温泉地です。札幌市中心部から約30km、車で約50分の場所に位置しています。

温泉の特徴は、無色透明のアルカリ性単純温泉で「肌にやさしく美肌効果がある」と言われています。源泉温度は約70度と高温です。

宿泊施設には、大型ホテルから小規模な旅館まで、さまざまなタイプの宿泊施設があり、「定山渓万世閣ホテルミリオーネ」や「グランドブリッセンホテル定山渓」などが人気です。

観光スポットには、豊平峡ダム、定山渓ダム、二見吊橋などがあり、自然を楽しめるスポットが多く、紅葉シーズンは特に人気があります。

施設情報	詳細
アクセス	札幌駅より直行バス「かっぱライナー」で約60分 札幌駅よりタクシーで約50分 札幌駅より路線バスで約80分
営業時間	各温泉施設で異なる
定休日	各温泉施設で異なる
駐車場	あり
料金	各温泉施設で異なる

幌見峠

幌見峠は、札幌市街地の南西約6kmに位置し、頂上からは札幌市街を一望できる絶景ポイントです。

ラベンダー園として、「夢工房さとう」が運営する約8,000株のラベンダー園があり、7月上旬から下旬が見頃です。

また、紫色のじゅうたんのような景色が楽しめ、ラベンダーの刈り取り体験や関連商品を購入できます。

展望駐車場は、日本で唯一の夜景専用パーキングとして知られており、4月1日から11月30日まで営業しています。

ラベンダー畑と札幌市街の景色のコントラストが魅力的で、夏季はラベンダー越しの夕暮れや夜景が特に人気です。

冬季は閉鎖されるため、4月から11月が主な観光シーズンとなります。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄「円山公園駅」より車で約10～15分
営業時間	■4月1日～11月30日 展望駐車場 24時間営業 ※徒歩での入場は9:00〜17:00 ■7月上旬～7月末 幌見峠ラベンダー園 9:00～17:00
定休日	なし
駐車場	あり ※有料
料金	■展望駐車場 03:00～17:00まで：500円 17:00～03:00まで：800円 ■幌見峠ラベンダー園 車：500円（駐車料金込み） 人：無料

西野神社

西野神社は、1885年(明治18年)に創建され、自然豊かな環境と伝統的な行事、特徴的な授与品などで親しまれている神社です。

主祭神は豊玉姫命、鵜葺草葺不合命、譽田別命の三柱で、かつては村社の社格を持っていました。

安産、縁結び、厄除け、勝運上昇のご利益があるとされ、特に安産と縁結びのパワースポットとして有名です。

夏には境内にあじさいが咲き、「あじさい神社」としても親しまれています。

行事とイベントは、毎年9月中旬に秋まつり（例大祭）が開催され、神輿渡御や泣き相撲（赤ちゃん相撲）などの伝統的な行事が行われます。

特徴的な授与品として、季節によって絵柄が変わる「結(むすび)みくじ」や、あじさい柄の御朱印帳や御朱印帳袋が人気です。

施設情報	詳細
アクセス	バス停「平和1条3丁目」下車
営業時間	9:00～16:30
定休日	–
駐車場	あり
料金	公式サイトをご確認ください

滝野すずらん丘陵公園

滝野すずらん丘陵公園は、四季折々の自然を楽しめる総合的なレクリエーションエリアで、家族連れや自然愛好家に人気のスポットです。

面積約395.7ヘクタールの広大な敷地を持ち、1983年に一部開園、2010年に全面開園しました。

渓流ゾーンは無料で入園可能で、アシリベツの滝など3つの滝があります。

中心ゾーンには花畑、大型遊具、オートキャンプ場などがあり、滝野の森ゾーンは東エリアと西エリアに分かれ、自然観察や散策が楽しめます。

また、春はチューリップやすずらんの花畑、夏は川や大型遊具での遊び、秋は紅葉狩り、冬は滝野スノーワールドなど、季節ごとでも楽しめます。

施設情報	詳細
アクセス	バス停「すずらん公園東口」下車
営業時間	4月20日※～5月31日 9:00～17:00 6月1日～8月31日 9:00～18:00 9月1日～11月10日 9:00～17:00 12月23日※～3月31日 9:00～16:00 ※4月19日と12月22日が日曜の場合は、4月19日・12月22日に開園
定休日	※公式サイトをご確認ください
駐車場	あり
料金	大人（15歳以上） 450円 シルバー（65歳以上） 210円 小人（15歳未満） 無料

ココノ ススキノ

ココノ ススキノは、店舗、シネマコンプレックス、ホテルなどが入居している、地上18階、地下2階の大規模施設です。

2023年11月30日に1stオープンし、2024年1月31日に2ndオープン予定です。

主要施設

• 地下2階：スーパーマーケット
• 地下1階〜2階：物販・サービス店舗
• 3階・4階：飲食店舗（COCONO FOODHALLやCOCONO横丁）
• 5階〜7階：シネマコンプレックス
• 7階〜18階：SAPPORO STREAM HOTEL

すすきのエリアに新たな賑わいを創出し、昼夜問わず多様な楽しみ方ができる施設として注目されています。

新しい文化とエンターテインメントの発信地として、ココノ ススキノは観光客にも地元住民にも楽しめる多彩な施設を提供しています。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄南北線「すすきの駅」直結
営業時間	各フロアより異なる
定休日	–
駐車場	あり ※有料
料金	入場料無料

千歳鶴酒ミュージアム

千歳鶴酒ミュージアムは、日本清酒株式会社が運営する札幌唯一の蔵元「千歳鶴」の直営施設で、1872年創業の千歳鶴の歴史や、札幌の清酒造りの歴史を学べます。

札幌の酒造りの歴史を学べるだけでなく、北海道の日本酒文化を体験できる貴重な施設です。

施設内は日本酒に関するの展示や、酒造りの工程を紹介するコーナーがあり、昔の酒屋さんの様子を再現した展示もあります。

お土産販売コーナーでは、蔵元限定酒や生酒など、ここでしか手に入らない商品も販売されています。

休憩スペース「休み処」では、大吟醸酒を使用した「酒粕ソフトクリーム」やコーヒー、甘酒を楽しめます。

また、清酒工場の見学も可能で、2023年に新しく竣工した蔵の見学ができます。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄東西線「バスセンター前駅」9番出口から徒歩約5分
営業時間	10:00～18:00（月末は棚卸のため17:00閉店）
定休日	年末年始
駐車場	あり ミュージアム利用の場合：30分無料 1,000円以上品物を購入：60分無料
料金	入場料無料

AOAO SAPPORO

AOAO SAPPOROは、2023年7月20日にオープンした新しい水族館で、札幌の中心部、狸小路商店街の入り口にあるmoyuk SAPPOROの4〜6階に位置しています。

約250種4,000点の生物（植物含む）が展示され、ペンギンなどの生物展示や、水族館のバックヤード公開、デジタルアートによる海中体験など、多様な展示が魅力です。

LIBRARY AQUARIUMでは、生物の特徴や魅力に焦点を当てた図書館のような展示空間を提供しています。

また、デジタルアートルームでは、知床の海をテーマにした没入型デジタルアート体験が楽しめます。

飲食施設は「シロクマベーカリー＆」があり、パンやドリンクを楽しめるブレッドバーがある他、昼はコーヒー、夜はカクテルやビールも提供されます。

都心部にありながら、自然や水辺の生物との出会いを提供するAOAO SAPPOROは、観察、体験、学習など多様な楽しみ方ができる新しい水族館です。

施設情報	詳細
アクセス	地下鉄「大通駅」より徒歩約3分 札幌市電「狸小路」停留場 徒歩1分
営業時間	10:00〜22:00（最終入場21:00）
定休日	なし ※施設メンテナンスなどで臨時休館する場合あり
駐車場	なし（周辺の有料駐車場利用）
料金	大人（高校生・16歳以上）2,000円/2,200円※ 小中学生 1,000円/1,100円※ 3歳以上 200円 ※季節により変動

札幌は都市の利便性と自然の豊かさを活かした魅力的な観光スポットが充実！

記事全体を通して、札幌には観光名所が豊富に揃っており、定番のスポットから穴場まで多彩な楽しみ方があります。

特に、自然を感じながらアートや文化を楽しむ場所が多く、観光客のみならず地元の人々にも親しまれています。

旅の計画に役立て、ぜひ素晴らしい札幌の魅力を体験してください。