札幌を訪れる旅行者の中には、「ホテルよりもリーズナブルに泊まりたい」「地元の人や旅人と交流したい」と考える人も多いでしょう。
そんなときにおすすめなのが、札幌各地に点在するゲストハウスです。宿泊費を抑えながらも清潔で快適な施設が多く、カフェやバーが併設された場所では、自然と会話が生まれるあたたかな雰囲気があります。
この記事では、札幌市中心部をはじめアクセスの良いエリアにある人気のゲストハウスを厳選。観光や出張、一人旅、長期滞在など、目的に合わせて選びやすい宿をまとめました。
札幌で心地よい滞在と出会いを楽しみたい方は、ぜひお気に入りのゲストハウスを見つけてください。
札幌で泊まりたいおすすめのゲストハウス7選
札幌には個性豊かなゲストハウスが点在します。
- SappoLodge
- UNTAPPED HOSTEL-アンタップトホステル-
- GRAND HOSTEL LDK 大通公園
- 札幌ゲストハウスやすべえ・河合珈琲
- Ten to Ten Hostel
- Ocho Guest House（オチョゲストハウス）
- Guesthouse OYADO SAPPORO
街の中心で観光動線に乗りやすい拠点、カフェやバーを通じて人と人が交わる拠点、少人数で静かに休める拠点など、多様な選択肢がそろいます。ホテルと比べて価格を抑えやすく、清潔で居心地の良い空間が増えてきました。
共用ラウンジで旅の計画を練り直したり、キッチンで自炊したり、朝に淹れたてのコーヒーで一日を始めたりと、暮らすように滞在できます。英語に対応するスタッフがいる宿や女性専用のフロアを設ける宿もあり、初めての一人旅でも不安を感じにくいはずです。
ここからは、アクセス、交流のしやすさ、設備の充実度に着目し、札幌で評判の7軒を厳選して紹介します。
SappoLodge｜地元カルチャーと旅人が交わる街のリビング
SappoLodgeは、宿とバーが一体になった交流拠点です。
木の温もりに包まれた内装、心地よい音楽、気さくなスタッフがつくる空気感が魅力で、旅人だけでなく地元の常連も集います。
夜はバーカウンターに人が集まり、北海道産のクラフトビールや道産食材の一皿を片手に会話が自然に生まれます。客室はドミトリーと個室から選べ、寝具や空調の管理が行き届き、長めの滞在でも疲れを残しにくい環境です。
周辺には飲食店や市電の停留所があり、すすきのや大通方面への移動も軽快。札幌の街を内側から味わいたい人、偶発的な出会いを楽しみたい人に合います。
おすすめ商品はバーで提供するクラフトビール各種。食との相性を考えたラインアップで、滞在の余韻を豊かにしてくれます。
| チェックイン | 15:00〜26:00（翌2:00） |
| チェックアウト | ～10:00 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南5条東1丁目1-4 |
| 公式サイト | https://sappolodge.com/ |
UNTAPPED HOSTEL（アンタップトホステル）｜カフェ併設の北18条発デザインホステル
北大エリアに寄り添うUNTAPPED HOSTELは、凛としたデザインと温かい接客が共存する一軒です。
1階のカフェでは、焙煎にこだわるコーヒーと素朴で滋味深いランチを用意。朝は香り高い一杯で目を覚まし、夜は静かな時間を過ごせます。
館内は木材と白壁を基調とした穏やかなトーンで統一され、女性の一人旅でも落ち着いて休めます。札幌駅方面や北大キャンパスへのアクセスも良好で、学会参加や街歩きを組み合わせた旅程とも相性が良いです。
おすすめ商品は自家製スイーツとブレンドコーヒー。滞在中に何度でも立ち寄りたくなる味わいです。
| チェックイン | 15:30〜22:00 |
| チェックアウト | ～11:00 |
| 住所 | 北海道札幌市北区北18条西4丁目1-8 |
| 公式サイト | https://untappedhostel.com/ |
GRAND HOSTEL LDK 大通公園｜カフェ＆ラウンジ付きの新感覚ホステル
GRAND HOSTEL LDK 大通公園は、大通公園とすすきのの中間エリアに立つホステルです。
木の温もりを感じる落ち着いたデザインが特徴で、旅人やワーケーション利用者が心地よく過ごせる空間が整っています。館内には共用キッチンやラウンジがあり、昼はコーヒーを飲みながら作業できるカフェスペースとして、夜は「BAR tunakkay」でお酒を片手に語らう場として機能します。
ドミトリーや個室など多彩な客室タイプを備え、短期・長期どちらの滞在にも対応。朝食付きプランではホットサンドなどの軽食が提供され、1日のスタートを気持ちよく切ることができます。
大通公園や創成川イーストへのアクセスも良く、街歩きやイベント参加を楽しみたい人にぴったりの宿です。
| チェックイン | 15:00〜22:00 |
| チェックアウト | ～10:00 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南3条西8丁目2-17 |
| 公式サイト | https://gh-ldk.jp/odoripark/ |
札幌ゲストハウスやすべえ・河合珈琲｜珈琲の香り漂うアットホームな空間
中島公園の静けさに寄り添うやすべえは、1階の「河合珈琲」が象徴的です。焙煎の香りが館内に広がり、朝は穏やかな空気が流れます。
木を基調にした内装は柔らかい表情を持ち、初めてのゲストハウスでも緊張せずに過ごせます。スタッフの声掛けが程よく、交流が苦手な人でも自分のペースを守りやすい点も魅力です。
藻岩山や豊平川方面へのアクセスが良く、散策とカフェ時間を組み合わせた滞在が実現します。おすすめは河合珈琲のブレンド。淹れ方に合わせた焙煎で、朝の一杯が一日の質を高めてくれます。
| チェックイン | 15:30〜23:00 |
| チェックアウト | ～10:30 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南10条西7丁目6-6 |
| 公式サイト | https://www.yasube.jp/ |
Ten to Ten Sapporo Station｜旅人が自分のペースで過ごせる無人型ホステル
Ten to Ten Sapporo Stationは、札幌駅から徒歩約6〜8分の場所にある無人型ホステルです。
旅人同士が自然につながることをコンセプトに、共用ラウンジやキッチンが充実しており、自分のペースで滞在を楽しめます。
ドミトリーを中心としたシンプルな客室は清潔で使いやすく、短期から長期まで幅広い旅のスタイルに対応。スタッフが常駐しない分、静かに過ごせる環境も魅力です。
館内ではゲスト同士のミートアップなどが行われることもあり、国内外の旅行者が交流を深める場としても人気。札幌の中心部に位置し、観光やビジネスの拠点としても便利なロケーションです。
| チェックイン | 16:00〜22:00 |
| チェックアウト | ～11:00 |
| 住所 | 北海道札幌市北区北7条西8丁目3-12 |
| 公式サイト | https://tentotentoten.com/hostel/sapporostation/ |
Ocho Guest House（オチョゲストハウス）｜住宅街に佇む静かな隠れ家
Ocho Guest Houseは、札幌市電の「中島公園通」停留所から徒歩すぐの静かな住宅街に位置し、すすきのエリアからも市電で数分の距離にあります。
木造の家をリノベーションした温かみのある空間で、オーナー夫婦が手作りした家具やインテリアが随所に感じられます。定員数を抑えた少人数制で、静かに過ごしたい人に最適。
朝は明るい光が差し込むダイニングで、宿泊者限定の朝食プレートを楽しめます。観光地の喧騒から少し離れたい人、ゆったりとした時間を過ごしたい人におすすめの一軒です。
英語対応もあり、海外からの旅行者にも人気があります。
| チェックイン | 15:00～（最終20:00） |
| チェックアウト | ～11:00 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南13条西8丁目1-2 |
| 公式サイト | https://www.ochoguesthouse.com/ |
Guesthouse OYADO SAPPORO｜和モダン空間と快適設備が魅力の宿
Guesthouse OYADO SAPPOROは、和の落ち着きを感じるモダンな空間が魅力の宿です。
豊平区エリアに位置し、地下鉄から徒歩圏内の立地でアクセスも良好。館内は明るく清潔で、木目調のデザインが温もりを感じさせます。
1階の共用スペースでは食事や作業もでき、近くにコインランドリーもあるため、滞在中も快適に過ごせます。ドミトリーでもプライベートを確保できる仕切り付きのベッドがあり、女性一人でも安心。
札幌を拠点に活動したい人にとって使い勝手の良い宿です。オリジナルグッズも販売されており、旅の思い出として持ち帰る人も多くいます。
| チェックイン | 15:00～22:00 |
| チェックアウト | ～10:30 |
| 住所 | 北海道札幌市豊平区平岸4条10丁目5-1 |
| 公式サイト | https://www.oyado.jp/ |
札幌のゲストハウスを選ぶ3つのポイント
札幌のゲストハウスは、価格だけでなく滞在スタイルや雰囲気で選ぶのが大切です。
観光の拠点にしたい人、静かに過ごしたい人、地元の人との交流を楽しみたい人など、目的によって理想の宿は変わります。ここでは、旅をより充実させるために押さえておきたい3つの視点から、宿選びのコツを紹介します。
- ロケーションで選ぶ｜観光重視なら中心部、静けさ重視なら郊外エリアを
- 交流スタイルで選ぶ｜人との出会いを楽しむか、落ち着きを優先するか
- 設備・快適性で選ぶ｜女性専用・個室・Wi-Fi環境もチェック
どんな旅をしたいかを思い描きながら、自分に合った一軒を見つけましょう。
ロケーションで選ぶ｜観光重視なら中心部、静けさ重視なら郊外エリアを
札幌駅・大通・すすきの周辺のゲストハウスは、観光やグルメを中心に動きたい人に向いています。
主要観光地や飲食店が徒歩圏内にあり、夜も安心して出歩けるのが魅力です。一方で、中島公園や豊平区、藻岩山エリアなどにある宿は、落ち着いた時間を過ごしたい人におすすめ。
住宅街の中に佇むゲストハウスでは、地元の暮らしを感じながら滞在できます。旅の目的と移動のしやすさを照らし合わせて立地を選ぶと、限られた時間を有効に使えます。
交流スタイルで選ぶ｜人との出会いを楽しむか、落ち着きを優先するか
ゲストハウスの魅力は、旅人同士や地元の人との交流にあります。
バーやカフェを併設した宿では、自然と会話が生まれ、思いがけない出会いが旅の思い出を彩ります。イベントを開催する宿も多く、情報交換の場としても人気です。
一方で、静けさを大切にした宿は、読書や仕事をしながらマイペースに過ごしたい人に向いています。自分がどんな滞在を望むかを明確にして選ぶと、満足度の高い宿選びができます。
設備・快適性で選ぶ｜女性専用・個室・Wi-Fi環境もチェック
札幌のゲストハウスは年々進化しており、快適な設備を備えた宿が増えています。
ドミトリーでも仕切りやカーテン付きでプライバシーを確保できるタイプや、女性専用フロアを設けた宿も多く見られます。ランドリーや共用キッチン、コワーキングスペースを備えた宿なら、長期滞在にも対応可能です。
Wi-Fi環境が整っていれば、ワーケーションやリモートワークにも便利。清潔さや静けさを求める人は、公式サイトや口コミで最新の設備情報を確認しておくと安心です。
札幌で自分らしいゲストハウス滞在を見つけよう
札幌のゲストハウスは、ただ宿泊するための場所ではなく、人と人とのつながりや地域の文化を感じられる体験型の宿として注目を集めています。
札幌駅周辺の便利な立地で活動的に過ごす旅も、郊外で静けさと温かさに包まれる滞在も、それぞれに違った魅力があります。
価格を抑えながら快適に過ごせる施設が増えており、バックパッカーだけでなく、女性一人旅やワーケーション目的の旅行者からも選ばれています。交流・デザイン・立地の3つの観点から宿を比較すると、自分に合った滞在スタイルが見えてきます。
気になる宿が見つかったら、ぜひ公式サイトで最新プランや空室状況を確認してみてください。札幌で過ごす特別な時間を、ゲストハウスという選択でより豊かに楽しめます。
