食の宝庫である札幌には、定番の焼き鳥から個性あふれる創作串まで、訪れる人々を魅了する焼き鳥店が数多く存在します。
この記事では、札幌への訪問時に絶対に外せない、珠玉の焼き鳥店を7店舗に絞って紹介します。
特別な夜を演出するお店から、仕事帰りにふらりと立ち寄れるお店、友人との時間に花を添えるコストパフォーマンスに優れたお店まで、あなたの求める一軒がきっとみつかるはずです。
各店舗の譲れないこだわりや看板メニューも深く掘り下げて解説しますので、お店選びの確かな指針としてご活用ください。
札幌で人気の焼き鳥ランキングおすすめ7選！
札幌で人気の焼き鳥店を、7店まで厳選しました。
- 焼鳥と地酒 SAKE酉（サケノトリ）
- ねぎまおでん とり晴
- 炭火串文化 あぶりや
- 道民焼鳥&生餃子のお店 鳥永 すすきの総本店
- ワインと串とおばんざい うさぎの焼鳥
- 焼鳥酒場 どんく 南3条店
- すすきの黒提灯 ばっこ志
各店舗の看板メニューやこだわりなど、詳しく解説していきます。
焼鳥と地酒 SAKE酉（サケノトリ）｜絶品白レバーと厳選地酒のマリアージュ
大通やすすきのの賑わいから少し歩を進めた場所に、落ち着いた大人のための隠れ家「SAKE酉」はあります。
扉を開けると、洗練された和の空間が広がり、これから始まる食の時間への期待を高めてくれます。このお店の自慢は、毎朝仕入れる新鮮な朝引き鶏を使い、職人が一本一本焼き上げるこだわりの焼き鳥です。
数ある串の中でも、数量限定の「白レバー」は、訪れたなら必ず味わってほしい逸品です。丁寧な下処理により臭みは一切なく、口に含んだ瞬間に広がるクリーミーで濃厚な旨味と、とろけるような食感は忘れられない感動を呼びます。
ほかにも、鶏の旨味を昆布で閉じ込めた「ササミの昆布〆」や、ハツモトなどの希少部位も充実しています。全国から取り寄せたこだわりの地酒も豊富で、焼き鳥との極上のペアリングを心ゆくまで堪能できます。
焼き鳥と日本酒で、ゆったりとした時間を過ごしたい方に訪れてほしい名店です。
| 営業日時 | 17:00～翌1:00（LO23:45） |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南7条西5丁目1-11 2F |
| 公式サイト | https://sakenotori-sapporo.com/ |
ねぎまおでん とり晴｜名物「ねぎま」と出汁が染みた「おでん」の二枚看板
店名が示すとおり、「ねぎま」と「おでん」を二枚看板として掲げる活気に満ちたお店が「とり晴」です。
お店を訪れるほとんどの人が注文する看板メニュー「名物ねぎま」は、大ぶりにカットされたジューシーな鶏もも肉と、香ばしく焼かれたネギの甘みが口の中で一体となります。シンプルだからこそ、素材の良さと焼きの技術が光る、必ず注文したい一串です。
そして、もうひとつの主役が、鶏の旨味が溶け込んだ黄金色の出汁でじっくりと煮込まれた「おでん」です。しっかりと味が染み込んだ定番の大根や玉子は、心と体に染みわたる優しい味わい。
熱々の焼き鳥を頬張り、出汁の効いたおでんで一息つく時間は、まさに至福の瞬間といえます。
活気のある明るい店内で、おいしいお酒とともに心温まる時間をお過ごしください。
| 営業日時 | 月・火・水・木: 17:30～23:00金・土・祝前日: 17:30～00:00定休日: 日曜日、祝日 |
| 住所 | 北海道札幌市西区琴似二条1-3-3 コトニ美松ビル 1F |
| 公式サイト | https://negimaoden-torihare.com/ |
炭火串文化 あぶりや｜活気あふれる空間で楽しむ多彩な創作串
札幌市内で、幅広い層から支持を集めているのが「炭火串文化 あぶりや」です。
どの店舗もいつも活気に満ちあふれており、気の合う友人との飲み会や会社の宴会といった賑やかな場面で利用するのに向いています。
このお店の魅力は、定番の串から独創的な創作串まで、非常に幅広い串メニューが揃っている点です。
名物であるふっくらジューシーな「生つくね」は、定番のタレや塩はもちろん、チーズや梅しそなど、多彩な味のバリエーションで楽しませてくれます。
また、旬の野菜を使った季節の串など、何度訪れても新しい発見があるメニュー構成も人気の理由です。
焼き鳥以外の居酒屋メニューも充実しているため、世代や好みが異なるメンバーが集まる会でも、誰もが満足できるでしょう。
| 営業日時 | 17：00～24：00（L.O. 23:00） |
| 住所 | 札幌市中央区南5条西3丁目 第一ブルーナイルビル9F |
| 公式サイト | http://www.aburiya.co.jp/ |
道民焼鳥&生餃子のお店 鳥永 すすきの総本店｜道産食材にこだわる北海道の味
店名に「道民」と冠する通り、北海道の豊かな食の魅力を存分に楽しめるのが「鳥永 すすきの総本店」です。
室蘭やきとりのスタイルを踏襲した「道民焼鳥（豚精肉）」や、北海道のソウルフードであるザンギなど、どさんこにとっては馴染み深く、観光客にとっては新鮮なメニューが豊富に揃います。
焼き鳥メニューの中では、軟骨の食感が良いアクセントになっている「自家製生つくね」が特に人気を集めています。
そして、このお店のもう一つの主役が、皮から手作りするこだわりの「焼生餃子」です。注文を受けてから焼き上げる餃子は、皮がもっちりとしており、中からジューシーな肉汁があふれ出します。
焼き鳥と餃子、どちらも主役級の美味しさで、お酒が進むこと間違いありません。北海道の美味しいものを一度に、そして心ゆくまで味わいたいという願いを叶えてくれるお店です。
| 営業日時 | 平日: 17:00～23:00金・土: 17:00～翌2:00定休日: 日曜・祝日 |
| 住所 | 札幌市中央区南5条西4丁目2−2 第2高瀬ビル 2F |
| 公式サイト | https://toriei-susukino-souhonten.net/ |
ワインと串とおばんざい うさぎの焼鳥｜ワイン片手におしゃれに楽しむ新感覚の焼鳥
「焼き鳥にはビールか日本酒」という固定観念を軽やかに覆し、ワインとの素晴らしいマリアージュを提案してくれるお店が「うさぎの焼鳥」です。
店内はまるでバルを思わせるおしゃれな雰囲気で、温かみのある照明と木の質感が心地よく、女性が一人でもふらりと立ち寄りやすい空間が広がっています。
お店の名物である「蓮根入りつくね」は、しゃきしゃきとした歯ごたえが特徴で、優しい味わいが口の中に広がります。
カウンターには日替わりの「おばんざい」が大皿で並んでおり、少しずつ色々な料理を楽しみたいという願いも叶えてくれます。
焼き鳥とワインが織りなす新しい食の世界を、ぜひ体験してみてください。
| 営業日時 | 18:00〜24:00 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南６条西４丁目５−５ 高瀬ビル １階 |
| 公式サイト | https://www.usagi.kitchen/ |
焼鳥酒場 どんく 南3条店｜安くて旨い！昭和レトロな大衆酒場の活気
どこか懐かしさを感じる昭和レトロな雰囲気の中、威勢の良い声が飛び交う活気あふれる大衆酒場「どんく」。
気取らない空気感は、仕事帰りに同僚と、または一人でふらりと立ち寄って一日の疲れを癒すのに向いています。
このお店の最大の魅力は、なんといってもお財布に優しい価格設定です。焼き鳥は一本から気軽に注文でき、様々な種類を味わいたいなら、まず「おまかせ串盛り」を頼んでみてください。値段以上の満足感をきっと得られます。
そして、焼き鳥と並ぶもうひとつの名物が、時間をかけてじっくりと煮込まれた「鶏煮込み」です。鶏肉がホロホロ、とろっとやわらかく、絶品です。
まさに庶民の味方と呼ぶにふさわしい三拍子が揃ったお店です。美味しいお酒と料理を囲み、賑やかな時間を過ごしたい夜に訪れてみてはいかがでしょうか。
| 営業日時 | 月～土、祝日、祝前日: 17:00～翌0:00 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南３条西４丁目９カミヤビル５F |
| 公式サイト | https://www.hotpepper.jp/strJ001234237/ |
すすきの黒提灯 ばっこ志｜深夜営業が嬉しい！本場仕込みの博多とりかわ
すすきの駅から徒歩3分の「すすきの黒提灯 ばっこ志」は、活気あふれる空間で絶品の焼き鳥が楽しめる居酒屋です。
おすすめメニューは、炭火で丁寧に焼き上げた看板メニューの焼き鳥で、希少部位もリーズナブルに味わえます。
その他、蒸したての自家製かまぼこや、旬の魚介を使った「本日のなめろう」も鮮度抜群で人気です。
店内には調理の様子が間近で見られるカウンター席、女子会や小宴会に最適なテーブル席、最大22名まで収容可能な掘りごたつ個室があり、様々なシーンで利用できます。
一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力です。
| 営業日時 | 月～土、祝前日: 17:00～翌1:00 （料理L.O. 翌0:00 ドリンクL.O. 翌0:30） 日、祝日: 17:00～翌0:00 （料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30） |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南６条西３丁目６-１８おふく会館２Ｆ |
| 公式サイト | https://bakkoshi1111.owst.jp/ |
札幌で後悔しない！美味しい焼き鳥店の選び方
ここまで札幌でおすすめの焼き鳥店を7軒紹介してきましたが、その魅力は実に多種多様です。
数あるお店の中から、その日の気分や目的にぴったりの一軒をみつけるための3つの選び方を紹介します。
- 利用シーンで選ぶ
- 焼き鳥へのこだわりで選ぶ
- 焼き鳥以外のメニューで選ぶ
どんな場面で利用したいのか、どんな味を求めているのかを事前に考えることで、お店選びの失敗は格段に減るはずです。
これから解説するポイントを押さえて、あなたにとって最高のお店をみつけてください。
1. 利用シーンで選ぶ
誰と、どのような目的で焼き鳥を食べに行くかによって、ふさわしいお店は大きく変わります。お店選びを成功させる最初のステップは、利用シーンを明確にすることです。
例えば、大切な人とのデートや記念日には、おしゃれな雰囲気があったり、高級感のあるような空間が、二人の時間をより特別なものにしてくれます。
一方で、一人で気兼ねなく楽しみたい夜には、職人の手さばきを眺めながら過ごせるカウンター席が充実した店舗が向いています。
まずは利用シーンを思い描き、それに合った雰囲気や設備を持つお店を絞り込んでいきましょう。
2. 焼き鳥へのこだわりで選ぶ
とことん「味」を追求したいなら、お店が持つ焼き鳥へのこだわりに注目してみましょう。
まず確認したいのは、使用している「鶏の種類」です。地鶏や銘柄鶏を掲げているお店は、鶏肉そのものの強い旨味やしっかりとした食感を楽しめます。
次に、焼き方で重要なのが「炭」です。火力が安定し遠赤外線効果が高い「備長炭」を使用しているお店では、鶏肉の表面はパリッと、中は肉汁を閉じ込めたままジューシーに焼き上がります。
さらに、お店のレベルをはかる指標になるのが「希少部位」の有無です。新鮮でなければ提供が難しい「白レバー」や「ちょうちん」といった部位がメニューにあるお店は、仕入れに自信があり、丁寧な仕事をしていらっしゃると判断できます。
鶏の種類、炭、希少部位という3つのこだわりポイントを確認すれば、より深く焼き鳥の世界を堪能できるでしょう。
3. 焼き鳥以外のメニューで選ぶ（お酒・サイドメニュー）
焼き鳥店での楽しみは、もちろん焼き鳥だけではありません。
一緒に何を味わいたいかという視点でお店を選ぶと、満足度はさらに高まります。お酒好きの方は、ドリンクメニューの品揃えに注目してみてください。
日本酒が好きなら、全国の地酒を厳選しているお店が、ワインとのマリアージュを楽しみたいならワインを提供しているお店が、素晴らしい体験を提供してくれます。
また、焼き鳥と並ぶ「第二の看板メニュー」の存在も大きな魅力です。出汁が染みたおでんや新鮮な炉端焼きなど、お店の個性が光るサイドメニューはたくさんあります。
焼き鳥以外のメニューにも目を向けることで、お店選びはもっと豊かになります。
お気に入りの一串を見つけて札幌の夜を楽しもう
食の都・札幌が誇る、個性豊かで魅力的な焼き鳥店を7軒、そしてお店選びのポイントを3つの視点からご紹介しました。
歴史ある老舗の王道串から、ワインと楽しむおしゃれな創作串、自分で焼くエンターテインメント性の高いお店まで、札幌の焼き鳥の世界は実に奥深く、多様性に満ちています。
今回解説した「利用シーン」「焼き鳥へのこだわり」「焼き鳥以外のメニュー」という選び方のポイントを参考にして、あなたの今の気分や目的にぴったりの一軒をぜひみつけてください。
最高の一串と美味しいお酒があれば、あなたの札幌の夜が、さらに思い出深く、素晴らしいものになるはずです。
