厳しい冬の寒さが訪れる街、札幌。その冷えた体を芯からじんわりと温めてくれる料理といえば、やはり「おでん」を思い浮かべる人が多いはずです。
一口食べれば、滋味深い出汁の香りがふわりと広がり、心までほぐれるような温もりを感じさせてくれます。札幌には、食通たちを唸らせるおでんの名店が数多く存在します。
この記事では、「今夜はおでんが食べたい」と感じたときに、自信をもっておすすめできる名店だけを12軒まで厳選しました。
一人でゆっくりと過ごしたい夜にぴったりのカウンター席があるお店から、友人や同僚との楽しい宴会に利用できるお店、大切な人とのデートで訪れたい雰囲気のよいお店まで、あなたのシチュエーションに合わせた一軒がきっとみつかるでしょう。
各店舗のこだわりや看板メニュー、お店の雰囲気まで、詳しくご紹介しますので、ぜひお店選びの参考にしてください。
- 札幌で絶対に外せない!おすすめのおでん屋さん12選
- おでん一平|創業60年以上、ミシュランも認めた伝統の味
- せろり。 札幌駅前店|駅近で便利!こだわりの自家製出汁おでんと海鮮を堪能
- 博多屋台メシ たかおちゃん|賑やかな空間で楽しむ博多名物とアツアツおでん
- 串焼 おでん 根|関西風出汁が染みた絶品おでんと炭火串焼き
- 七福食堂|バスターミナルの地下に佇む、昭和レトロな隠れ家
- 旬菜なぶら|旬の恵みを味わう、和食職人が作る本格おでん
- ちょいおでん 札幌本店|仕事帰りに「ちょい」と寄れる駅近のオアシス
- おでんと肴 ちくわ|狸小路の片隅で出会う、心温まるおでんとアテ
- 酒菜やおたふく|のれん横丁に灯る、通が愛する老舗の味
- 蔵鵡(ぞうむ)|洗練された空間で味わう、上質な和食とおでん
- ワインとお酒、フレンチおでん ビストロバンバン|ワインと楽しむ新感覚フレンチおでん
- 酒肴日和 アテニヨル|お洒落な空間で味わう、進化形ネオ大衆酒場のおでん
- 札幌のおでん屋さんの選び方
- 札幌のおでん屋さんまとめ
札幌で絶対に外せない!おすすめのおでん屋さん12選
札幌でおすすめのおでん屋さんを、12選まで厳選しました。
- おでん一平
- せろり。 札幌駅前店
- 博多屋台メシ たかおちゃん
- 串焼 おでん 根
- 七福食堂
- 旬菜なぶら
- ちょいおでん 札幌本店
- おでんと肴 ちくわ
- 酒菜やおたふく
- 蔵鵡(ぞうむ)
- ワインとお酒、フレンチおでん ビストロバンバン
- 酒肴日和 アテニヨル
それぞれのお店がもつ独自の魅力や、自慢の逸品に触れていきますので、お店選びの参考にしてください。
おでん一平|創業60年以上、ミシュランも認めた伝統の味

札幌の歓楽街すすきのの喧騒の中にありながら、凛とした風格を漂わせる名店が「おでん一平」です。
メニューはおでんのみという潔さで、お店の味への自信がうかがえます。透き通った黄金色の出汁は、口に含むと鰹節の上品な香りと深いコクが静かに広がり、素材の味を最大限に引き立てます。
長年通い続ける常連客が多いのも、この飽きのこない出汁の魅力があるからです。おすすめの具材は、ふわふわの食感がたまらない「たちかま(タラの白子の蒲鉾)」です。
口に入れた瞬間にほろりと溶けるような繊細な舌触りは、他ではなかなか味わえません。また、出汁をたっぷりと吸い込んだ「大根」も、外せない定番の一品です。
予約は受け付けていないため、訪問の際は時間に余裕をもつ必要があります。札幌の夜に、本物のおでんを静かに味わいたい、そんな気分の日に訪れてみてください。
営業日時 | 火~土 17:00~22:00 (定休日: 月・日・祝日) |
住所 | 北海道札幌市中央区南三条西3 克美ビル 5F |
公式サイト | https://ippei-oden.com/ |
せろり。 札幌駅前店|駅近で便利!こだわりの自家製出汁おでんと海鮮を堪能

札幌駅のほど近く、徒歩3分という便利な場所に位置するのが「せろり。 札幌駅前店」です。
アクセスの良さは、出張や観光で札幌を訪れた人にとって、大変ありがたいポイントです。このお店の大きな魅力は、丁寧に仕込んだ自家製出汁のおでんと、北海道ならではの新鮮な海鮮料理の両方を一度に楽しめる点にあります。
定番の「ちくわ」や「玉子」は、出汁の旨みをまとって格別な味わいです。また、おでんと並ぶ看板メニューである海鮮料理も、ぜひ味わってみてください。
その日に仕入れた新鮮な魚介を使ったお造りは、北海道の豊かな海の恵みを実感させてくれます。飲み放題が付いたコース料理も用意されており、公式サイトによると「お手軽コース」は3,500円から利用できるため、予算を気にせず楽しめるのも嬉しいところです。
仕事帰りに同僚と、あるいは旅の思い出に、温かいおでんと美味しい海鮮で乾杯してみてはいかがでしょうか。
営業日時 | 17:00~24:00 |
住所 | 北海道札幌市中央区北2条西2-19 アパホテルTKP札幌ビル1F |
公式サイト | https://serori-sapporo.owst.jp/ |
博多屋台メシ たかおちゃん|賑やかな空間で楽しむ博多名物とアツアツおでん

すすきのの活気あるエリアに、まるで福岡・博多の屋台がそのままやってきたかのような賑わいを見せるお店、それが「博多屋台メシ たかおちゃん」です。
このお店の看板メニューは、博多名物のもつ鍋や鉄鍋餃子ですが、それらと並んで絶大な人気をほこるのが、アツアツの状態で提供されるおでんです。寒い日に体を温めるための一品として、多くの人が注文します。
出汁は、九州らしい少し甘めの醤油ベースで、どこか懐かしさを感じる優しい味わいです。具材には、味がしっかりと染み込んだ「大根」や「玉子」といった定番が人気を集めています。
札幌の夜を陽気に楽しみたいときに、ぜひ訪れてみてください。
営業日時 | 月~土: 17:00~24:00定休日: 日曜日・祝日 |
住所 | 北海道札幌市中央区南七条西5-289 |
公式サイト | https://takaochan.foodre.jp/ |
串焼 おでん 根|関西風出汁が染みた絶品おでんと炭火串焼き

すすきのエリアで、本格的なおでんと香ばしい串焼きの両方を味わいたいなら、「串焼 おでん 根」がその願いをかなえてくれます。
このお店は、二つの看板メニューを高いレベルで両立させている実力店です。おでんの最大の特徴は、昆布と鰹節をベースにした黄金色の関西風出汁です。
あっさりと上品でありながら、素材の旨みが凝縮された出汁は、最後の一滴まで飲み干したくなるほどの美味しさです。透き通った出汁がたっぷりと染み込んだ具材は、どれも絶品です。
特に、公式サイトでもおすすめされている「だいこん」や「玉子」は、まず頼んでおきたい定番のメニューといえます。もう一方の主役である串焼きは、備長炭でじっくりと焼き上げられ、外はパリッと、中はジューシーに仕上がっています。
おでんと串焼き、それぞれを交互に味わうことで、味の奥行きがさらに広がります。美味しいお酒と共に、二つの日本の味を心ゆくまで堪能してください。
営業日時 | 月~木: 17:00~23:30 (料理L.O. 22:30、ドリンクL.O. 23:00)金・土・祝前日: 17:00~翌2:00 (L.O. 翌1:00)定休日: 日曜日、祝日 |
住所 | 北海道札幌市中央区南5条西3-1 |
公式サイト | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1079439/?msockid=3d39cca1394469720df1dcc03896680a |
七福食堂|バスターミナルの地下に佇む、昭和レトロな隠れ家

札幌の中心部、大通に位置する中央バス札幌ターミナルの地下1階。
昼は定食を求める人々で、夜は美味しいお酒と一品料理を楽しむ人々で活気にあふれています。このお店のおでんは、長年使い込まれた大きな鍋で提供される、昔ながらのスタイルです。
見た目にも味がよく染みているのがわかり、食欲をそそります。出汁は濃いめの色合いですが、味わいはまろやかで、どこか家庭的な温もりを感じさせます。
「ちくわ」や「大根」、「こんにゃく」といった定番の具材が、その優しい出汁を吸って、最高の状態で提供されます。昼から営業しているため、少し早めの時間からおでんを肴にお酒を楽しむ、といった贅沢な使い方もできます。
札幌の喧騒から離れて、昭和の時代にタイムスリップしたかのような空間で、心温まるおでんを味わってみてはいかがでしょうか。
営業日時 | 月~金: 11:30~20:00土: 11:30~15:00定休日: 日・祝日 |
住所 | 北海道札幌市中央区大通東1 中央バス札幌ターミナル B1F |
公式サイト | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1015866/dtlmenu/photo/?msockid=3d39cca1394469720df1dcc03896680a |
旬菜なぶら|旬の恵みを味わう、和食職人が作る本格おでん

すすきののビルの一角に静かに店を構える「旬菜なぶら」は、旬の食材の持ち味を最大限に引き出した和食とおでんが自慢のお店です。
このお店のおでんは、和食の職人が丁寧に仕込む、まさしく「料理」と呼ぶにふさわしい逸品です。利尻昆布と本枯節からとる一番出汁は、雑味がなく、澄み切った上品な味わいが特徴です。
定番の具材はもちろんのこと、旬の野菜を使ったおでんも楽しめます。例えば、公式サイトで紹介されている「きんちゃく」は、中にお餅と鶏ひき肉、ごぼうが入っており、様々な食感と旨みが口の中で広がります。
また、大きな「つぶ貝」は、貝の旨みが出汁に溶け出し、深い味わいを生み出します。旬の食材を使った一品料理も豊富で、おでんと共に季節の移ろいを感じられます。
確かな腕をもつ職人が作る、ワンランク上のおでんを味わいたい夜におすすめです。
営業日時 | 18:00~00:00 (定休日: 不定休) |
住所 | 北海道札幌市中央区南七条西4-2 五條ビルDeux 1F |
公式サイト | https://nabra1091.com/ |
ちょいおでん 札幌本店|仕事帰りに「ちょい」と寄れる駅近のオアシス

札幌駅と大通駅の地下歩行空間に直結する北農ビル。
その地下1階の飲食街に、「ちょいおでん 札幌本店」はあります。店名のとおり、「ちょっと一杯」「ちょっと一品」を楽しみたいときに、気軽に立ち寄れるのが最大の魅力です。
おでんは、鰹と昆布の関西風出汁であっさりと仕上げられています。定番の「大根」や「玉子」はもちろんのこと、公式サイトでも紹介されている「牛すじ」は、柔らかく煮込まれており、出汁の旨みと肉のコクが見事に融合した人気の一品です。
また、「たこ」や「もち巾着」など、多彩な具材がそろっています。ランチタイムには、おでんとご飯、小鉢がセットになった「おでん定食」も提供されており、手頃な価格でお腹を満たせます。
仕事で疲れた日の帰りがけに、温かいおでんと一杯のお酒でリフレッシュする、そんな札幌のビジネスパーソンたちの日常に寄り添う、都会のオアシスのようなお店です。
営業日時 | 月~金: 11:30~23:00土: 16:00~23:00定休日: 日・祝 |
住所 | 北海道札幌市中央区北4条西1丁目1 北農ビルB1F |
公式サイト | https://choioden.com/sapporohonten/ |
おでんと肴 ちくわ|狸小路の片隅で出会う、心温まるおでんとアテ

札幌のアーケード商店街、狸小路の6丁目にひっそりと佇むのが「おでんと肴 ちくわ」です。
レトロな雰囲気の店構えが目印で、店内はカウンター席のみのこぢんまりとした空間です。店主との距離が近く、会話を楽しみながら過ごせるアットホームな雰囲気が魅力です。
お酒に合う「肴(アテ)」と、店名にもなっているおでんを心ゆくまで楽しめます。おでんは、優しい味わいの出汁が特徴で、一つ一つの具材が丁寧に仕込まれています。
おすすめは、公式サイトでも大きく紹介されている「ちくわ」です。ただのちくわではなく、中にポテトサラダが入った「ちくわポテサラ」というユニークな一品で、おでんの出汁とポテトサラダのクリーミーさが意外なほどによく合います。
また、「大根」や「しらたき」といった定番具材も、出汁がしっかりと染みており、安定の美味しさです。季節限定の具材も登場するため、訪れるたびに新しい発見があります。
心温まるおでんと美味しい肴が、あなたの心とお腹を満たしてくれます。
営業日時 | 月~土 17:00~23:00 (L.O.22:30) |
住所 | 北海道札幌市中央区南3条西6 狸小路6丁目 |
公式サイト | https://h962601.gorp.jp/ |
酒菜やおたふく|のれん横丁に灯る、通が愛する老舗の味

創成川イーストエリアにある「のれん横丁」。
昭和の雰囲気が色濃く残るこの横丁の一角に、「酒菜やおたふく」はあります。長年営業を続ける老舗の居酒屋で、地元の人々や食通たちから厚い支持を得ています。
このお店の名物は、なんといってもおでんです。カウンターの中央に置かれた大きな鍋には、出汁がたっぷりと染み込んだ具材が並び、見ているだけで幸せな気分になります。
出汁は、長年継ぎ足しながら使われているであろう、深いコクと旨みを感じる味わいです。Tabelogのページでは、多くの人が「しらたき」や「大根」を絶賛しており、その味がしっかりと染み込んだ様子が写真からも伝わります。
また、おでん以外の酒の肴も絶品で、旬の食材を使った日替わりメニューも見逃せません。歴史が育んだ本物の味と、温かい人情に触れたい夜に、ぜひ訪れてみてください。
札幌の夜の楽しみ方を一つ深くしてくれる、そんな貴重な一軒です。
営業日時 | 月~土 17:00~23:30 |
住所 | 北海道札幌市中央区南三条東1丁目 のれん横丁 2F |
公式サイト | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1043580/?msockid=3d39cca1394469720df1dcc03896680a |
蔵鵡(ぞうむ)|洗練された空間で味わう、上質な和食とおでん

すすきののビル地下にありながら、それを感じさせないほど洗練された和モダンな空間が広がる「蔵鵡」。
間接照明が優しく灯る店内は、デートや記念日、接待といった特別な日の食事に選びたい、上質な雰囲気に満ちています。カウンター席やテーブル席のほか、プライベート感を重視した個室も完備しており、周りを気にせずゆっくりと会話と食事を楽しめます。
「蔵鵡」で提供される料理は、旬の食材をふんだんに使った創作和食が中心です。おでんもその中の一つとして、定番でありながらもお店独自の工夫が凝らされています。
出汁は、雑味のないクリアな味わいで、素材の良さを引き立てる上品な仕上がりです。Tabelogのページに掲載されている写真を見ると、「大根」や「玉子」といった定番具材が、美しい器に丁寧に盛り付けられているのがわかります。
見た目の美しさも、料理の美味しさを構成する大切な要素だと改めて感じさせてくれます。おでん以外にも、北海道の新鮮な魚介を使ったお造りや、旬の食材の炭火焼きなど、魅力的なメニューがそろっています。
大切な人と特別な時間を過ごしたいときに、覚えておきたい一軒です。
営業日時 | 月~土: 17:00~23:00定休日: 日曜日(日・月が連休の場合は日曜営業、月曜休み) |
住所 | 北海道札幌市中央区南三条西4 アーバン札幌ビル B1F |
公式サイト | https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1004823/?msockid=3d39cca1394469720df1dcc03896680a |
ワインとお酒、フレンチおでん ビストロバンバン|ワインと楽しむ新感覚フレンチおでん

「おでんをワインと共に楽しむ」という、新しい食のスタイルを提案してくれるのが「ワインとお酒、フレンチおでん ビストロバンバン」です。
伝統的なおでんのイメージを覆す、独創的なフレンチおでんがこのお店の看板メニューです。店内は、カジュアルでありながらもお洒落なビストロの雰囲気で、女子会やデートにぴったりです。
フレンチおでんの出汁は、鶏や香味野菜をじっくり煮込んだコンソメスープがベースです。日本の出汁とはまた違った、豊かで奥深い味わいが特徴です。
具材もユニークで、公式サイトによると、定番の「大根」はポルチーニ茸のクリームソースで味わい、「半熟玉子」にはトリュフソースが添えられています。また、「カマンベールチーズ」や、バケットがセットになった「トマト」など、ワインとの相性を考え抜かれた創作具材が並びます。
合わせるワインも豊富にそろっており、どのフレンチおでんにどのワインが合うか、スタッフに相談してみるのも楽しいでしょう。いつもとは一味違ったおでんを体験したい、そんな探求心旺盛なあなたにおすすめしたい、新感覚のお店です。
営業日時 | 月~金・祝前日: 17:00~23:30 (L.O. 23:00)土・日・祝日: 15:00~23:30 (L.O. 23:00) |
住所 | 北海道札幌市中央区南1条西7丁目11‐2 |
公式サイト | https://veggyshouse.owst.jp/ |
酒肴日和 アテニヨル|お洒落な空間で味わう、進化形ネオ大衆酒場のおでん

札幌駅からほど近い場所に、スタイリッシュな空間で美味しいお酒と肴が楽しめる「酒肴日和 アテニヨル」があります。
コンクリート打ちっぱなしの壁と木の温もりが融合した店内は、まさに「ネオ大衆酒場」と呼ぶにふさわしいお洒落な雰囲気です。若い世代を中心に人気を集めており、友人との飲み会やカジュアルなデートにも使いやすいお店です。
このお店では、お酒に合う多彩な「アテ(肴)」が用意されており、おでんもその人気メニューの一つです。定番の具材に加えて、このお店ならではの創作おでんも楽しめます。
公式サイトのおすすめメニューとして紹介されているのが「出汁しみ大根の唐揚げ」です。おでんの出汁が中まで染み込んだ大根を唐揚げにするという、斬新な発想の一品です。
外はカリッと、中はジューシーな大根の食感は、一度食べるとやみつきになります。また、「とろーり半熟玉子」や「もちもち三角揚げ」なども人気です。
日本酒や焼酎、サワーなど、ドリンクメニューも豊富にそろっているため、お好みのお酒とおでんの組み合わせを探求するのも一興です。新しい時代の大衆酒場で、進化形のおでんを味わってみてください。
営業日時 | 月~木: 11:30~23:00金: 11:30~23:30土・日・祝日: 16:00~22:00 |
住所 | 海道札幌市中央区北1条西3丁目 STV時計台通ビル1F・B1F |
公式サイト | https://ateniyoru-seimeikitaichinisisan.owst.jp/ |
札幌のおでん屋さんの選び方

ここまで、札幌でおすすめのおでん屋さんを12軒ご紹介しました。
しかし、選択肢が多いと、かえってどのお店に行けばよいか迷ってしまうかもしれません。そこで、自分にぴったりのお店をみつけるための、3つの選び方のポイントを解説します。
一人飲みから宴会まで。利用シーンに合わせたお店選び
まず大切なのは、「誰と、どのような目的で」おでんを食べに行くのかを考えることです。
例えば、仕事帰りに一人で静かにお酒と料理を味わいたいのであれば、カウンター席がメインの小さなお店が居心地よく感じられます。店主と会話を交わしながら過ごす時間は、一日の疲れを癒してくれるでしょう。
反対に、会社の同僚や友人たちと大人数で楽しむ宴会であれば、テーブル席が豊富であったり、大人数に対応できるコース料理や飲み放題プランがあったりするお店が向いています。また、大切な人とのデートで利用するなら、お店の雰囲気が重要になります。
個室が完備されていたり、照明や内装にこだわっていたりする、少し上質なお店を選ぶと、二人の時間をより特別なものにしてくれます。
出汁と具材で選ぶ。おでんの種類と特徴
おでんの味の根幹をなす「出汁」と、そのお店の個性が光る「具材」に注目するのも、お店選びの面白いポイントです。
出汁には、醤油ベースで色が濃く、しっかりとした味わいの関東風と、昆布や鰹節を使い、素材の色を活かした薄色の上品な味わいの関西風があります。どちらの出汁が好きかで、お店の候補を絞り込めます。
具材に目を向けると、大根や玉子、ちくわといった定番の具材を丁寧に仕込んでいるお店は、基本がしっかりしている証拠です。
一方で、旬の野菜を使ったり、チーズやトマトといった洋風の食材を取り入れたりする「創作おでん」や、フレンチの技法を用いた「フレンチおでん」など、個性的な具材を提供するお店もあります。
その日の気分に合わせて、伝統的な味を求めるか、新しい味に挑戦するかを決めるのも楽しい選び方です。
エリアで探す。札幌の主要エリア別おでん事情
最後に、お店の場所、つまり「エリア」で選ぶ方法も考えられます。
札幌最大の歓楽街である「すすきの」エリアには、老舗から新進気鋭のお店まで、最も多くのおでん屋さんが集まっています。選択肢が豊富なため、二次会や三次会での利用も考えやすいです。
JRや地下鉄が乗り入れる「札幌駅」周辺は、アクセスが便利なため、観光や出張で訪れた人でも迷わずたどり着けます。仕事帰りに立ち寄りやすいお店も多いです。
そして、「大通」エリアには、商業施設のレストランから、路地裏に佇む隠れ家的なお店まで、新旧様々なタイプのお店が点在しています。買い物のついでや、イベントの帰りに立ち寄るのにも便利です。
自分の現在地やその日の予定に合わせてエリアを絞れば、よりスムーズにお店をみつけられます。
札幌のおでん屋さんまとめ
この記事では、札幌で本当におすすめしたいおでんの名店を12軒、そしてお店選びのポイントを3つご紹介しました。
長年愛される伝統的なお店から、ワインと共に楽しむフレンチおでん、活気あふれる大衆酒場で味わうおでんまで、札幌には実に多種多様なおでん文化が根付いていると、おわかりいただけたのではないでしょうか。
厳しい寒さの中でいただくアツアツのおでんは、体の芯から温めてくれるだけでなく、心まで豊かにしてくれます。
今回ご紹介したお店の中から、あなたの今の気分やシチュエーションにぴったり合う一軒をみつけて、ぜひ足を運んでみてください。きっと、札幌の夜の素敵な思い出が一つ増えるはずです。