グルメ

【2025年最新】札幌で人気の美味しいそば屋14選比較ランキング

「札幌でおすすめのそば屋を知りたい」
「そば屋が多すぎてどこが美味しいのかわからない」

このようなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、数ある札幌のそば屋の中から、本当におすすめしたい14店舗を厳選しました。

ミシュランガイドに掲載された有名店から、地元の人々に長年愛される老舗、お酒と共に楽しめる隠れ家的なお店まで、様々な角度からその魅力を深掘りするので、ぜひ最後までご覧ください。

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札幌で人気の美味しいそば屋14選!

ここからは、札幌市内で特におすすめのそば屋14店舗を詳しくご紹介します。それぞれのお店が持つ個性や自慢のメニューを知ることで、あなたの気分や好みに合ったお店がみつかるはずです。

  • 手打蕎麦のたぐと
  • 志の家
  • そば 喜香庵
  • 手打ち蕎麦 こはし
  • 手打ちそば やま賀
  • 板そば なみ喜
  • 田舎そば たちばな
  • そば切 雨耕庵
  • 酒とそば まるき
  • 蕎麦切り 春のすけ
  • そば処 緑寿庵
  • 手打 入福
  • 蕎麦喰い処 利めい庵
  • 蕎麦 心空

この一覧で気になるお店はありましたか。次章からは、一軒一軒の魅力やおすすめのメニュー、店舗情報を詳しく解説していきます。

手打蕎麦のたぐと|ミシュランも認めたハイクオリティな手打ち蕎麦

手打蕎麦のたぐと|ミシュランも認めたハイクオリティな手打ち蕎麦

「手打蕎麦のたぐと」は、その実力が認められ『ミシュランガイド北海道 2017 特別版』でビブグルマンとして掲載された名店です。

上質な食を求める人々が足を運ぶこのお店の魅力は、なんといってもその美しい更科そばにあります。ソバの実を丁寧に磨き、中心部分だけを贅沢に使って打たれるそばは、まるで雪のように白く、繊細な香りと上品な甘みが特徴です。

その喉ごしは驚くほど滑らかで、一度味わうと忘れられません。 初めて訪れるなら、まずはそば本来の風味を存分に堪能できる「せいろ」をおすすめします。

つゆを少しだけつけてすすると、そばの持つ繊細な香りが鼻を抜け、豊かな味わいが口の中に広がります。また、素揚げしたごぼうの香ばしさと鶏肉の旨味が溶け込んだ温かいつけ汁でいただく「とりごぼうせいろ」も、多くのファンを持つ逸品です。

このお店の特筆すべきは、茹でたての最高の状態でそばを味わってほしいという店主の強いこだわり。注文したそばは一度に全部提供されるのではなく、最高の食感を保つために2回に分けて運ばれてきます。

細やかな心遣いが、一杯のそばを特別な体験へと昇華させます。

営業日時火~土 10:30~15:30 (定休日: 月・日)
住所北海道札幌市西区西野一条3-2-2
公式URLhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010204/1000649/

志の家|伝統的な更科そばを味わえる老舗

志の家|伝統的な更科そばを味わえる老舗

札幌市中央区に位置する「志の家」は、一歩足を踏み入れると、まるで歴史ある料亭に来たかのような風格と落ち着きが感じられる老舗です。

長年にわたり多くのそば好きを魅了してきたこのお店の看板メニューは、ソバの実の中心部分だけを挽いた真っ白な「更科そば」です。その見た目の美しさはもちろん、つるりとした滑らかな喉ごしと、ほのかに香る上品な風味がたまりません。 

数あるメニューの中でも、他店とは一線を画すのが「鴨せいろ」です。札幌の鴨せいろの元祖ともいわれるこの一品は、厚めに切られた鴨肉が香ばしく焼かれ、その旨味がたっぷりと溶け込んだ温かいつゆが絶品です。

力強い鴨の風味とコク深い出汁が、繊細な更科そばと絡み合い、極上のハーモニーを奏でます。また、季節の食材を練り込んだ「変わり蕎麦」も提供しており、訪れる時期によって異なる味わいに出会えるのも魅力の一つです。

そば本来の風味をより強く感じたい方には、数量限定の「並粉せいろ」も用意されています。更科そばとの食べ比べをすれば、それぞれの個性の違いがより深くわかり、そばの奥深さに触れられるでしょう。

営業日時
住所北海道札幌市中央区南二条西12-323-10クリスタルパレス1F
公式URLhttps://www.hotpepper.jp/strJ000100400/

そば 喜香庵|季節限定のメニューも楽しめる人気店

そば 喜香庵|季節限定のメニューも楽しめる人気店

西18丁目駅からほど近く、いつも地元の人々で賑わいを見せるのが「そば 喜香庵」です。

店内は活気にあふれ、誰もが気軽に本格的なそばを楽しめる雰囲気に満ちています。職人の手によって丁寧に打たれたそばは、しっかりとしたコシと、噛むほどに広がる豊かな香りが特徴です。 

春には山菜、夏には冷たい変わりそばなど、訪れるたびに新しい味覚との出会いが待っているため、何度でも足を運びたくなります。まずはシンプルなせいろで、その実力を確かめてみてください。

つゆのキレとそばの風味が一体となり、格別の美味しさを体験できます。

営業日時月・水・木・金・土: 11:00~15:00, 18:00~20:00日・祝日: 11:00~15:00(定休日: 火)
住所北海道札幌市中央区南三条西17-291 すずかけビル 2F
公式URLhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1002180/

手打ち蕎麦 こはし|喉越しの良い二八蕎麦が自慢

手打ち蕎麦 こはし|喉越しの良い二八蕎麦が自慢

洗練された和モダンの空間が広がる「手打ち蕎麦 こはし」は、都会の喧騒を忘れ、ゆっくりと食事と向き合える上質な時間を提供してくれます。

このお店のこだわりは、そば粉の選定から始まります。北海道が誇るそばの名産地、摩周産や清里産のそば粉をその時期に最も状態の良いものを選んで使い分ける徹底ぶりです。

そばそのものの美味しさはもちろん、このお店では天ぷらの評判も非常に高いです。特に、多くの客が注文する「ごぼうの天ぷら」は必食の一品で、噛みしめるとごぼう本来の豊かな香りと甘みが口いっぱいに広がります。

キリッとしたそばつゆとの相性も抜群で、そばと交互に味わうことで、それぞれの美味しさがより一層引き立ちます。そばと共に、旬の食材を活かした天ぷらもぜひお楽しみください。

営業日時水~金: 11:00~14:30 (L.O. 14:00), 17:30~20:00 (L.O. 19:30)土・日・祝日: 11:00~15:30 (L.O. 15:00)(定休日: 月・火)
住所北海道札幌市中央区北10条西21-1-2
公式URLhttps://h672700.gorp.jp/

手打ちそば やま賀|石臼挽きにこだわった本格手打ちそば

手打ちそば やま賀|石臼挽きにこだわった本格手打ちそば

「手打ちそば やま賀」の暖簾をくぐると、そばの豊潤な香りに包まれます

その香りの源は、お店のこだわりである「毎朝の石臼自家製粉」です。店主自らが石臼を回し、その日に使う分だけを丁寧に製粉するため、そば粉が持つ本来の香りや風味が損なわれることなく、一杯のそばに凝縮されています。

基本となるのは上品な味わいの白い更科そばですが、そば好きならばぜひ試していただきたいのが、数量限定で提供される「石臼挽き10割そば」です。つなぎを一切使わずに打たれたそばは、力強い穀物の風味と、噛みしめるほどに増す甘みが特徴です。 

数あるメニューの中で特に人気を集めているのが「桜えびせいろ」です。サクサクに揚げられた桜えびのかき揚げが別皿で提供され、その香ばしい香りが食欲をそそります。

まずはかき揚げを塩で味わい、次につゆに浸してそばと共にいただくのがおすすめです。桜えびの香りと旨味が溶け出したつゆが、香り高いそばの風味を一層引き立てます。

季節によっては、ふっくらと煮上げられた「穴子ご飯」といったご飯ものも登場します。こだわりのそばと共に、季節の味覚を堪能できるのもこのお店の大きな魅力です。

営業日時11:30~15:00 (定休日: 日・祭日)
住所札幌市西区西野5条8丁目8-13
公式URLhttps://yamaga-soba.sakura.ne.jp/

板そば なみ喜|ボリューム満点の板そばが名物

板そば なみ喜|ボリューム満点の板そばが名物

山形県の郷土料理として知られる「板そば」を、ここ札幌で心ゆくまで味わえるのが「板そば なみ喜」です。

板そばとは、大きな長方形の木箱に、たっぷりのそばを盛り付けたもので、その見た目のインパクトとボリューム感が特徴です。一人で思う存分そばを堪能するのはもちろん、家族や友人と数人で囲んでシェアしながら食べるのも、板そばならではの楽しみ方といえます。

そばはやや黒っぽく、しっかりとしたコシと豊かな風味を感じられる田舎風の仕上がりです。 このお店を訪れたなら、ぜひ注文していただきたいのが「とり天そば」です。

大きな鶏肉の天ぷらが3枚も付いており、さらに季節の野菜天ぷらも添えられています。注文を受けてから揚げる天ぷらは、衣がサクサクとしており、中の鶏肉は驚くほどジューシーです。

ボリューム満点のそばと熱々の天ぷらを交互に味わえば、お腹も心も満たされるに違いありません。他にも、様々な種類の天ぷらを盛り合わせたメニューや、一品料理も充実しているため、ランチだけでなく、夜にお酒と共に食事を楽しむのにも向いているお店です。

営業日時11:00~20:30 (L.O. 20:00) (定休日: 木)
住所北海道札幌市北区北24条西13丁目2-1
公式URLhttps://www.hotpepper.jp/strJ000252709/

田舎そば たちばな|極太麺が特徴の田舎そば

田舎そば たちばな|極太麺が特徴の田舎そば

創業から30年以上にわたり、地元の人々の胃袋を掴んで離さない名店が「田舎そば たちばな」です。

このお店の最大の特徴は、一度見たら忘れられないほどのインパクトを持つ「極太麺」にあります。一般的なそばのイメージを覆す黒々とした太い麺は、非常に強いコシと、ワシワシとした独特の歯ごたえが楽しめます。

噛みしめるたびに、そば殻まで挽き込んだ田舎そばならではの力強く、野趣あふれる風味が口いっぱいに広がります。 初めて訪れるなら、一番人気だという「ごぼうそば」を試してみてください。

素揚げされたごぼうがたっぷりと乗っており、その香ばしさと食感が、武骨な極太麺と見事に調和します。さらにおすすめしたいのが、道産豚と素揚げごぼう、そして大根おろしが乗った「肉みぞれごぼうせいろ」です。

豚肉の甘い脂の旨味と、大根おろしのさっぱり感が、力強いそばの風味をまとめ上げ、箸が止まらなくなる美味しさです。食べ応えを求める方や、そば本来の野性味を味わいたい方にとって、これ以上ない一軒といえるでしょう。

営業日時
住所北海道札幌市清田区真栄五条1-3-1
公式URLhttps://www.hotpepper.jp/strJ000254640/

そば切 雨耕庵|こだわりの手打ちそばを堪能

そば切 雨耕庵|こだわりの手打ちそばを堪能

静かな住宅街に佇む「そば切 雨耕庵」は、そば通が足繁く通う実力店です。

このお店の真髄は、北海道浦臼町で栽培される幻の品種「牡丹そば」を贅沢に使用した手打ちそばにあります。牡丹そばは、栽培が難しい一方で、その香り高さと豊かな甘みは他の品種の追随を許しません。

店主が丹精込めて打つそばは、まさにその魅力を最大限に引き出しています。 このお店を訪れたなら、ぜひ注文していただきたいのが「二色もりそば」です。

このメニューでは、ソバの実の中心部分だけを使った上品な味わいの「丸抜き粉」のそばと、そば殻ごと挽き込んだ力強い風味の「田舎粉」のそばを、一度に味わうことができます。

白く繊細なそばと、黒く野趣あふれる太打ちのそば。見た目も食感も対照的な二つを交互に味わうことで、牡丹そばが持つ多面的な魅力を深く理解できます。特に太打ちの田舎そばは、しっかりとした歯ごたえがあり、噛むほどに穀物の力強い風味が口の中に広がります。

厳選された日本酒も揃っているため、肴と共に一杯楽しむ「そば前」から、こだわりの手打ちそばで締めるという、贅沢な時間を過ごせます。

営業日時11:30~15:30 (定休日: 火・水)
住所北海道札幌市西区西野6条5丁目5-25
公式URLhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010204/1007468/

酒とそば まるき|お酒と共に楽しむ絶品そば

酒とそば まるき|お酒と共に楽しむ絶品そば

その名の通り、選び抜かれたお酒とこだわりのそばのマリアージュを心ゆくまで楽しめるのが「酒とそば まるき」です。

すすきのの喧騒から少し離れた場所にあり、木の温もりを感じる落ち着いた店内は、まさに大人のための隠れ家といった雰囲気です。ここでは、そばは食事の主役であると同時に、お酒をより美味しく味わうための最高のパートナーとして位置づけられています。

おすすめのメニューは、北海道ならではの薬味が光る「山わさびせいろ」です。注文を受けてからすりおろされる新鮮な山わさびは、ツーンと鼻に抜ける清涼感あふれる辛味が特徴です。

その爽やかな刺激が、キリッと締められたそばの風味と甘みを一層際立たせ、他では味わえない絶妙な美味しさを生み出します。また、揚げたてのサクサク感がたまらない「天ぷらセット」や、そばの風味と相性の良いウイスキー「竹鶴ハイボール」も人気です。

美味しい肴でゆっくりとお酒を楽しみ、締めに絶品のそばをいただく。そんな上質な時間を過ごしたい夜に、ぜひ訪れてみてください。

営業日時11:30~19:00(LO) (定休日: 月)
住所北海道札幌市中央区南2条西2丁目 カドレビル1階
公式URLhttps://mado-sapporo.jp/maruki/soba-menu/

蕎麦切り 春のすけ|個性的なメニューが光る隠れ家

蕎麦切り 春のすけ|個性的なメニューが光る隠れ家

知る人ぞ知る隠れ家的な雰囲気を持つこのお店は、こだわりのそばはもちろんのこと、独創的な一品料理が多くの食通を魅了しています。

店内はカウンター席が中心で、店主の丁寧な仕事ぶりを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。 もちろん定番の「もりそば」も絶品ですが、ぜひ試していただきたいのが「もりそば2種食べ比べ」です。

通常の喉ごしの良いそばと、そば殻の風味がより強く感じられる粗挽きそばの両方を味わうことで、そば粉の持つポテンシャルの高さを実感できます。そして、このお店のもう一つの主役が、日本酒や焼酎がすすむ個性豊かなおつまみの数々です。

「カマンベールチーズのかえし漬け」は、そばつゆの出汁が染み込んだチーズの塩気とコクがたまらない一品。他にも、じっくりと味付けされた「しょうゆ豆」など、ここでしか味わえない肴が揃っています。

まずはこれらの一品料理でじっくりとお酒を楽しみ、最高の締めとして香り高いそばをすする。そんな粋な楽しみ方ができる、大人のための一軒です。

営業日時昼: 11:00~14:30(L.O.)夜: 18:00~(完全予約制、当面は土曜のみ)(定休日: 日・月)
住所札幌市東区北7条東3丁目15-72
公式URLhttps://harunosuke.crayonsite.net/

そば処 緑寿庵|地元民に愛される「だましそば」

そば処 緑寿庵|地元民に愛される「だましそば」

昔ながらの町のおそば屋さんといった温かい雰囲気に包まれた「そば処 緑寿庵」は、昼時にはいつも地元のお客さんで賑わう人気店です。

多くの人が注文するのが、一度聞いたら忘れられないユニークな名前の名物「だましそば」。その名の由来は諸説ありますが、揚げ玉(たぬき)が入っていないのに「たぬきそば」と呼んでいたことから、客をだましているようだ、と名付けられたといわれています。 

それぞれの具材が織りなす食感と味わいのバランスが絶妙で、特に出汁が染みた甘い玉子焼きは、全体の味を引き締める見事なアクセントになっています。

喉ごしの良い細めの更科そばが、甘めのつゆとこれらの具材によく絡み、どこか懐かしくも新しい、後を引く美味しさを生み出します。札幌のそば文化の奥深さを感じさせる、唯一無二の一杯をぜひ体験してみてください。

営業日時平日: 11:00~21:00日祝: 11:00~20:00
住所北海道札幌市東区本町2条5-6-12
公式URLhttps://www.hotpepper.jp/strJ000253311/

手打 入福|ボリューム満点の「入福そば」が名物

手打 入福|ボリューム満点の「入福そば」が名物

活気あふれるファイターズ通り商店街の一角に店を構える「手打 入福」は、長年地域の人々に愛されてきた老舗のそば屋です。

このお店を訪れたなら、まず味わっていただきたいのが、店名を堂々と冠した名物「入福そば」です。丼にたっぷりと盛られたそばの上には、天かす、刻みねぎ、海苔、そして中央に生卵が落とされており、その見た目からも満足感が伝わってきます。 

少し甘めに仕上げられたつゆと、そばの風味がしっかりと感じられる田舎風の手打ちそばの組み合わせは、どこか懐かしさを感じる王道の美味しさです。食べ進める途中で生卵を崩せば、つゆがまろやかに変化し、一杯で二度美味しい味の変化を楽しめます。

また、サクサクとした食感がたまらない「ごぼう天ざるそば」も根強い人気を誇ります。揚げたてのごぼう天の香ばしさと、キリッと冷えたそばの喉ごしは相性抜群です。

お腹を空かせて、ボリューム満点の一杯を味わいに行ってみてはいかがでしょうか。

営業日時
住所北海道札幌市東区北7条東4-28
公式URLhttps://www.hotpepper.jp/strJ000751296/

蕎麦喰い処 利めい庵|金土日のみ営業のミシュラン掲載店

蕎麦喰い処 利めい庵|金土日のみ営業のミシュラン掲載店

「蕎麦喰い処 利めい庵」は、金曜日、土曜日、日曜日の週末のみしか営業しないという特別感が、そば好きの心をくすぐる一軒です。

その実力は折り紙付きで、『ミシュランガイド北海道』にも掲載された実績を持ちます。提供されるメニューは「冷たいそばのみ」という潔さで、そばそのものの味で勝負するという店主の強い自信とこだわりがうかがえます。 

このお店で一番の人気を誇るのが、温かいつけ汁でいただく「地鶏せいろ」です。旨味の濃い地鶏から取った出汁は、コクがありながらも上品な味わいで、それに負けない力強い風味を持つそばとの相性は見事の一言です。

また、季節によっては関西から仕入れるという本格的な「鱧天」が登場することもあります。ふわふわの鱧の身とサクサクの衣が織りなす食感は、まさに絶品です。

席数が限られており、予約優先のため、訪れる際は事前に電話で確認してから向かうことを強くおすすめします。週末だけの特別な食体験が、あなたを待っています。

営業日時
住所北海道札幌市南区北ノ沢4-5-67
公式URLhttps://www.hotpepper.jp/strJ000251220/

蕎麦 心空|江戸前らしい辛口のそばつゆが特徴

蕎麦 心空|江戸前らしい辛口のそばつゆが特徴

「蕎麦 心空」は、甘さを抑えたキリリと辛口の「江戸前つゆ」で本格的なそばを味わえる、通好みの名店です。

店内は洗練された和の空間が広がり、落ち着いた雰囲気の中でじっくりとそばと向き合うことができます。このお店が推奨する食べ方は、まず薬味を入れずに、そばをちょこんとつゆにつけてすすること。

そうすることで、出汁の豊かな香りと醤油のキレが際立つつゆ本来の味わいと、そば粉の繊細な風味をストレートに感じられます。 基本の「もりそば」でその実力を確かめた後は、ぜひ「あらびきそば」もお試しください。

そば殻ごと粗く挽いたそば粉で打たれるこのそばは、より一層穀物の香りが立ち、力強い食感と風味が楽しめます。また、「千寿ねぎの天ぷら」といった、こだわりの食材を使った一品料理も充実しています。

甘くてとろりとした千寿ねぎの天ぷらで日本酒を一杯やり、締めに香り高いそばを手繰る。そんな江戸っ子のような粋な楽しみ方ができる、上質な一軒です。

営業日時11:30~15:00, 17:00~20:30 (定休日: 水、第1・3木)
住所北海道札幌市中央区北1条西19-2-17 表参道明豊ビル 1F
公式URLhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1055330/

札幌の美味しいそば屋の選び方

札幌の美味しいそば屋の選び方

ここまで14店舗の個性豊かなそば屋をご紹介してきましたが、「たくさんありすぎて、どこに行けばいいか迷ってしまう」と感じた方もいるかもしれません。

ここからは、膨大な選択肢の中から、今のあなたの気分にぴったりの一軒を見つけ出すための3つのポイントを解説します。

  • そばの種類で選ぶ
  • 食べたいメニューで選ぶ
  • 利用シーンで選ぶ

この選び方を知れば、あなたのそば屋巡りはもっと楽しく、満足度の高いものになるはずです。

1. そばの種類で選ぶ

一口に「そば」といっても、その種類は様々で、原料の挽き方や、つなぎの割合によって、見た目も味わいも大きく異なります

まずは代表的なそばの種類の特徴を理解して、自分の好みに合ったものを見つけるのが、美味しいそば屋に出会うための一番の近道です。

種類見た目・特徴風味・食感こんな人におすすめ
更科そば白くて細い。ソバの実の中心粉のみを使用。上品な香りとほのかな甘み。喉ごしが滑らか。そばの繊細な喉ごしや、上品な味わいを楽しみたい方。
田舎そば黒っぽくて太い。そば殻ごと挽き込む。そば本来の力強く豊かな風味。歯ごたえがある。ガツンとくるそばの香りや、しっかりとした食べ応えを求める方。
十割そば店舗によるが、切れやすいことも。つなぎを一切使わない。そば粉の風味が最も強く感じられる。食感はボソボソ系から滑らかなものまで様々。とにかくそば本来の純粋な味と香りを追求したい、そば通の方。
二八そば一般的。そば粉8割、つなぎ(小麦粉)2割で打つ。風味と喉ごしのバランスが良い。つるりとした食感。バランスが良く食べやすいため、初心者からそば好きまで幅広く。

あなたが求めるのは、つるりとした喉ごしでしょうか、それともガツンとくる風味でしょうか。自分の好みを明確にすることで、お店選びの精度は格段に上がります。

2. 食べたいメニューで選ぶ

そば屋の魅力は、シンプルなもりそばやかけそばだけではありません

天ぷらや鴨せいろといった定番メニューも、お店の個性が光る重要なポイントです。例えば「天ぷら」一つとっても、旬の野菜を使っているか、揚げ方はサクサクか、しっとりか、お店によってこだわりは千差万別です。

また、「鴨せいろ」も、鴨肉の産地や火の入れ方、つけ汁の味付けが全く異なります。 さらに、お店独自の創作メニューや、季節限定のメニューに注目するのも面白い選び方です。

ごぼうや桜えびを主役にしたそば、山わさびや大根おろしでさっぱりといただくそばなど、この記事で紹介したお店にも個性的な名物がたくさんありました。その日の気分で「今日は鴨肉が食べたい」「サクサクの天ぷらと一緒がいい」といった具体的な食べたいものから逆引きでお店を探すと、思いがけないお気に入りのお店に出会えるかもしれません。

3. 利用シーンで選ぶ

誰と、どんな目的でそば屋を訪れるのかによっても、選ぶべきお店は変わってきます

最高の食体験のためには、味だけでなく、お店の雰囲気や設備も重要な要素です。 例えば、「一人で気軽にランチをしたい」場合、カウンター席が充実していたり、提供スピードが早かったりするお店が向いています。

一方で、「デートでゆっくりと食事を楽しみたい」のであれば、落ち着いた雰囲気の店内や、個室があるお店、お酒や一品料理が充実しているお店が良いでしょう。さらに、「小さな子どもを連れた家族で訪れる」なら、テーブル席だけでなく、靴を脱いでリラックスできる小上がりや座敷があるか、子ども用の椅子や食器を用意してくれるか、といった点を確認しておくと安心です。

この記事で紹介したお店の雰囲気や特徴を参考に、あなたの利用シーンにぴったりのお店を選んでみてください。

まとめ

ラーメンやスープカレーのイメージが強い札幌ですが、実は、そばの名産地・北海道の恵みを活かした、多種多様で奥深いそば文化が根付いています

ミシュランガイドに認められた洗練された名店から、何世代にもわたって地元民に愛される老舗、お酒と共に粋な時間を過ごせる隠れ家まで、その表情は実に豊かです。 この記事では、札幌で本当におすすめしたい14のそば屋を、その魅力や名物メニューと共に詳しくご紹介しました。

さらに、そばの種類や食べたいメニュー、利用シーンといった3つの視点から、あなたに合ったお店を見つけるための選び方のポイントも解説しました。ぜひ、この記事を片手に、札幌の街へ美味しいそばを探す旅に出てみてください。

きっと、あなただけのお気に入りの一杯、心から満たされる「最高の一軒」がみつかるはずです。