札幌のグルメといえば、多くの人がラーメンやジンギスカン、新鮮な海鮮料理を思い浮かべるかもしれません。
しかし、美食の街・札幌の魅力はそれだけにとどまりません。実は、地元の人々に深く愛されている美味しいお好み焼きの名店が数多く存在します。
この記事では、札幌市内でお好み焼きを堪能できるお店を厳選して10店舗紹介します。
半世紀以上にわたり市民の胃袋を満たしてきた老舗から、本場・関西や広島の味を追求した人気店、そして個性豊かな創作お好み焼きが楽しめるお店まで、幅広く取り上げます。
さあ、この記事を片手に、札幌のお好み焼きの奥深い世界へ旅立ちましょう。
札幌で絶対に外せない！おすすめお好み焼き店10選
はじめにで触れたように、札幌には魅力的なお好み焼き店が点在します。
ここからは、札幌を訪れた際にぜひ足を運んでほしい、おすすめのお好み焼き店を10店舗、具体的な魅力と共にお届けします。
- 風月 狸小路4丁目店
- まっか 琴似店
- 千房 札幌アスティ45店
- ひなちゃん
- しずる
- 鉄板焼 みつい
- まろ吉
- 南路屋
- Yoki
- 徳えもん
長年地元で親しまれるソウルフード的なお店から、札幌駅直結でアクセスしやすい有名店、札幌では珍しい本格的な広島風お好み焼きが味わえるお店まで、個性豊かなラインナップを揃えました。
各店舗のおすすめメニューやお店の特徴も詳しく解説します。あなたのお店の好みに合う一軒を、ぜひ探してみてください。
風月 狸小路4丁目店｜札幌市民に愛される老舗のソウルフード
1967年に創業した「風月」は、札幌市民にとってお好み焼きの代名詞ともいえる存在感を放つ老舗です。
半世紀以上の長きにわたり、変わらない美味しさを提供し続けています。風月のこだわりは、北海道産の新鮮な食材をふんだんに使用する点にあります。
特にキャベツは季節によって産地を厳選するため、いつでもシャキシャキとした食感と豊かな甘みを味わえます。各テーブルに設置された鉄板で、自分たちの手で焼き上げるスタイルも人気の理由です。
熱せられた鉄板の上で生地がジュージューと焼ける音、そしてソースの香ばしい匂いが立ち上り、待っている時間さえも楽しい瞬間に変わります。友人や家族と協力しながら焼き上げる体験は、食事を一層美味しく感じさせてくれるでしょう。
お店を訪れた際におすすめしたいメニューは、定番の「ぶた玉」です。シンプルでありながら、出汁の効いたふわっとした生地と、豚肉のジューシーな旨味が見事に調和します。
また、いかやえびなど複数の具材が入った「ミックス玉」も、魚介の風味が加わった満足度の高い一品です。
| 営業日時 | 11:00～22:30 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区南3条西4-12-1 アルシュビル5階 |
| 公式サイト | https://fugetsu-sapporo.co.jp/ |
まっか 琴似店｜油かすが決め手！本場関西の味を堪能
札幌市西区琴似エリアで本場関西の味を深く楽しむなら、「まっか 琴似店」がその筆頭に挙がります。
このお店の最大の魅力は、山芋を惜しみなく使用した、とろけるように柔らかい生地にあります。口に運ぶと、その名の通り「ふわふわトロトロ」な食感が広がり、多くのリピーターを惹きつけてやみません。
その独特な味わいの秘密は「油かす」です。油かすとは、牛の腸を時間をかけてじっくりと揚げ、余分な脂分を取り除いた食材です。
食材から染み出す深いコクと独特の旨味が生地に溶け込み、他店では決して味わえない風味豊かな一枚を創り出します。お店のイチオシは、看板メニューの「特まっか焼」です。
この一枚には、豚肉や牛すじ、そして味の決め手となる油かす、さらにはお餅まで入っており、ボリュームも食べ応えも十分です。それぞれの具材が織りなす味のハーモニーは、まさに絶品といえるでしょう。
本場の活気と味を、ぜひ琴似で体験してみてください。
| 営業日時 | 平日: 17:00～深夜1:00金土祝前日: 17:00～深夜2:00 |
| 住所 | 北海道札幌市西区琴似1条2丁目5-3 ハシモトビル2F |
| 公式サイト | https://www.okonomiyaki-macca.com/ |
千房 札幌アスティ45店｜熟練の技が光る！大阪発の名店の味を駅直結で
お好み焼きの本場、大阪千日前で創業した全国的に有名な「千房」。
その歴史と伝統に裏打ちされた本格的な味を、JR札幌駅直結のアスティ45ビル内で気軽に楽しめます。改札から地下街を通って直接アクセスできるため、雨や雪の多い札幌でも天候を気にせず訪れることができるのは、大きな利点です。
千房の最大の魅力は、熟練のスタッフが目の前の鉄板で一枚ずつ焼き上げてくれるパフォーマンスにあります。豊富な経験に裏打ちされた技術で、最も美味しい焼き加減を見極めて提供してくれます。
家庭では決して真似できない、外側はカリッと香ばしく、内側は驚くほどふんわりとした食感は、まさにプロのなせる業です。数あるメニューの中でも特におすすめしたいのが、お店の名前を冠した看板メニュー「千房焼」です。
有頭海老や牛肉、いか、たこなど、選び抜かれた豪華な具材がふんだんに入った、非常に贅沢な一枚です。仕上げにかけられる特製のソースとマヨネーズが織りなす絶妙なハーモニーも、食欲を一層かき立てます。
| 営業日時 | 月～金、祝前日: 11:30～22:00 （料理L.O. 21:15 ドリンクL.O. 21:15）土: 11:00～22:00 （料理L.O. 21:15 ドリンクL.O. 21:15）日、祝日: 11:00～21:00 （料理L.O. 20:15 ドリンクL.O. 20:15） |
| 住所 | 北海道札幌市中央区北４条西５-１ アスティ４５Ｂ１Ｆ |
| 公式サイト | https://chibouasty.owst.jp/ |
ひなちゃん｜狸小路で味わう！ふわとろ食感の創作お好み焼き
札幌の中心部、狸小路6丁目に店を構える「ひなちゃん」は、アーケード内にあるため、お買い物のついでにも立ち寄りやすいお店です。
このお店の扉を開けると、活気のある雰囲気とソースの香ばしい匂いが迎えてくれます。ひなちゃんの最大の魅力は、山芋をふんだんに使用した特製の生地です。
鉄板の上で丁寧に焼き上げられたお好み焼きは、驚くほどふわふわで、とろりとした食感を生み出します。口に入れた瞬間に広がる優しい出汁の風味と、空気を含んだような軽い食感は、一度体験すると忘れられない味わいです。
また、豊富な種類のトッピングが用意されているため、訪れるたびに自分だけのオリジナルな組み合わせを発見する楽しみもあります。初めて訪れる方におすすめしたいのは、お店の名前を背負った看板メニュー「ひなちゃん焼」です。
豚肉、いか、えび、たこという4種類の定番具材がたっぷりと入っており、それぞれの旨味が自慢の生地と見事に調和しています。様々な具材の食感がアクセントとなり、最後まで飽きさせない一枚です。
| 営業日時 | 月～金: 15:00～23:00 (L.O. 22:00)土・日・祝: 12:00～23:00 (L.O. 22:00) |
| 住所 | 札幌市中央区南3条西6丁目9番地 狸小路6丁目 |
| 公式サイト | http://www.hina-chan.net/ |
しずる｜札幌で本格的な広島お好み焼きを食べるならココ！
札幌市厚別区にありながら、本場広島の味を求めて多くの人が訪れる専門店が「しずる」です。
札幌ではまだ珍しい、本格的な広島風お好み焼きを味わえる貴重な一軒として知られています。店内に入ると、目の前に広がる大きな鉄板と、店主の手際の良い調理風景がライブキッチンのように楽しめます。
広島風お好み焼きの特徴は、生地と具材を混ぜずに重ねて焼く「重ね焼き」という調理法です。まず薄く焼いた生地の上に、山盛りのキャベツ、もやし、豚肉、そして天かすを乗せ、じっくりと蒸し焼きにします。
隣で茹で上げた中華麺（そば）を焼き固め、その上に野菜と生地を重ね、最後に卵で全体を包み込めば完成です。野菜の甘みとそばの香ばしさが一体となり、食べ応えのある一枚が生まれます。
初めて訪れるなら、広島お好み焼きの基本形である「肉玉そば」をぜひ注文してみてください。また、本場広島の通な食べ方といわれる「イカ天」のトッピングを追加すると、旨味と食感に深みが増すためおすすめです。
| 営業日時 | 平日:昼：11:30～14:00（ラストオーダー13:30）夜：18:00～22:00（ラストオーダー21:00）土・日・祝:昼：11:30～15:00（ラストオーダー14:00）夜：17:00～22:00（ラストオーダー21:00）定休日: 毎週水曜日・木曜日 |
| 住所 | 北海道札幌市厚別区厚別中央3条3丁目11-17 |
| 公式サイト | https://okonomiyaki-sizzle.com/ |
鉄板焼 みつい｜隠れ家的な雰囲気で楽しむ大人の鉄板料理
札幌随一の繁華街すすきの、その喧騒からほんの少し離れた場所に静かに佇むのが「鉄板焼 みつい」です。
落ち着いた照明が灯るシックな内装は、まさに大人の隠れ家といった雰囲気で、日常を忘れてゆったりと食事を楽しめます。記念日や誕生日といった特別な日のディナーや、大切な人をもてなすデートの場面で利用するのにふさわしい空間が広がります。
このお店ではお好み焼きはもちろんですが、A5ランクの黒毛和牛ステーキや、オマール海老、アワビといった新鮮な魚介の鉄板焼きなど、料理人が厳選した高級食材を味わえる点が大きな魅力です。
目の前の鉄板で繰り広げられる調理の光景は、味覚だけでなく視覚も楽しませてくれます。お酒と共に楽しむ〆の一品としておすすめしたいお好み焼きが、お店のオリジナルメニューである「みつい玉」です。
丁寧に煮込まれた牛すじと、関西風お好み焼きには欠かせない油かすの旨味が凝縮された、深みのある味わいが特徴です。上質な料理と共に、ゆっくりと流れる大人の時間を過ごしたい方に訪れてほしい一軒です。
| 営業日時 | 17:00～24:00 |
| 住所 | 札幌市中央区南3条西7丁目7-2 |
| 公式サイト | https://teppanyaki-mitsui.com/ |
まろ吉｜関西風と広島風、二刀流が楽しめる人気店
北海道大学のほど近くに店を構え、学生から地域住民まで、幅広い層から絶大な支持を集める人気店が「まろ吉」です。
店内はいつも活気に満ちあふれています。このお店が多くの人を惹きつける最大の理由は、ふわふわ食感が魅力の「関西風」と、ボリューム満点の「広島風」、スタイルの異なる二種類のお好み焼きを提供している点にあります。
その日の気分や好みに合わせて、好きなスタイルを選べるのは、お好み焼き好きにとって非常に嬉しいポイントです。どちらのスタイルも生地やソース、焼き方にこだわりがあり、それぞれの個性を存分に堪能できます。
もし関西風を選ぶなら、看板メニューの「まろ吉玉」をぜひ味わってみてください。甘辛く丁寧に煮込まれた牛すじとこんにゃく、そして風味豊かな青ネギがたっぷりと入っており、食べ応えも抜群です。
もちろん、広島風の定番である「肉玉そば」も、野菜の甘みと麺の香ばしさが際立つ絶品です。どちらを食べるか、仲間とシェアして食べ比べてみるのも良いでしょう。
| 営業日時 | 火曜日～土曜日: 11:00～15:00 (ラストオーダー14:30), 17:00～22:30 (ラストオーダー22:00)日曜日: 11:00～15:00 (ランチのみ営業)定休日: 月曜日 |
| 住所 | 北海道札幌市北区北15条西4丁目1-12 |
| 公式サイト | https://maro-kichi.com/ |
南路屋｜地元に根付いたアットホームな老舗もんじゃ・お好み焼き店
札幌市北区で長年にわたり営業を続け、地域の人々のお腹と心を満たしてきたのが、アットホームな雰囲気が魅力の「南路屋」です。
店内にはどこか懐かしい空気が流れ、初めて訪れた人でも肩の力を抜いてリラックスできる空間が広がっています。このお店では関西風のお好み焼きだけでなく、東京下町のソウルフードとして知られるもんじゃ焼きも楽しめます。
鉄板を囲みながら、自分たちで調理するもんじゃ焼きは、会話も弾む楽しいひとときを演出してくれます。また、全体的に良心的な価格設定のため、誰もが気軽に立ち寄れる点も、長く愛され続ける理由の一つです。
おすすめのお好み焼きは、えび、いか、たこ、そして豚肉が贅沢に入った「なんじや焼」です。たっぷりの具材から出る旨味が、素朴で優しい味わいの生地に溶け込んでいます。
創業以来、その味とスタイルを変えずに提供し続ける一枚からは、お店の歴史と温かみが感じられるでしょう。
| 営業日時 | 平日: 16:00～22:30土・日・祝: 11:30～22:30 |
| 住所 | 札幌市北区北19条西3丁目21 平澤ハイツ1階 |
| 公式サイト | http://nanjiya.web.fc2.com/ |
Yoki｜お酒と共に楽しむお洒落な創作鉄板ダイニング
札幌市豊平区平岸エリアに位置する「Yoki」は、お好み焼きとお酒のマリアージュを追求する、お洒落な創作鉄板ダイニングです。モダンで落ち着いた雰囲気の店内は、友人との食事はもちろん、デートでの利用にも向いています。
定番のお好み焼きもさることながら、このお店の真骨頂は、お酒に合うように工夫を凝らしたオリジナルの鉄板料理が充実している点です。そのため、一軒目からじっくりと腰を据えて食事と会話を楽しむ居酒屋のような感覚で利用できます。
数多くある創作メニューの中でも、ぜひ一度試してほしいのが「ふわとろ納豆焼」です。山芋をたっぷり使ったふわふわの生地に、納豆特有の風味と、とろりと溶けたチーズの塩気が見事に絡み合います。
他では味わえない独創的な組み合わせが癖になる、お店を代表する人気メニューです。
| 営業日時 | 月、火、木～日、祝日、祝前日: 17:00～翌1:00 （料理L.O. 翌0:30）定休日: 水曜日 |
| 住所 | 北海道札幌市豊平区平岸２条３丁目２－２５ |
| 公式サイト | https://www.hotpepper.jp/strJ000253674/ |
徳えもん｜琴乃の隠れ家で味わう、店主こだわりの一枚
JR琴似駅から歩いてすぐの場所にありながら、大通りから一本入った路地にひっそりと佇む隠れ家的なお店が「徳えもん」です。
落ち着いた和の雰囲気が漂う店内では、店主が選び抜いた食材を使い、一枚一枚のお好み焼きを丁寧に焼き上げてくれます。店内はカウンター席が中心のため、調理の様子を間近で眺められるのも楽しみの一つです。
鉄板の上で具材が焼ける音や香ばしい匂いを楽しみながら、気さくな店主との会話に花を咲かせるのも良いでしょう。一人の時間を大切にしたい時や、親しい人とじっくり語り合いたい夜に訪れたいお店です。
お店のおすすめは、豚肉、いか、えびに加え、丁寧に下処理を施した牛すじがたっぷり入った贅沢な「徳えもん玉」です。それぞれの具材が持つ旨味を最大限に引き出す、店主のこだわりが詰まっています。
まさに至極の一枚と呼ぶにふさわしい、満足度の高いお好み焼きを堪能してください。
| 営業日時 | 月～土、祝前日: 17:30～22:30 （料理L.O. 21:40 ドリンクL.O. 22:00）祝日: 17:30～22:00 （料理L.O. 21:00 ドリンクL.O. 21:30）定休日: 日曜日、第1月曜日 |
| 住所 | 札幌市西区琴似1条3丁目3-13 津江ビル2階 |
| 公式サイト | https://www.tokuemon2014.com/ |
失敗しない！札幌のお好み焼き店の選び方
ここまで札幌市内のおすすめお好み焼き店を10店舗紹介してきました。
それぞれに個性があり、魅力的なお店ばかりのため、「どのお店に行こうか、かえって迷ってしまう」と感じた方もいるかもしれません。
そこで、この章ではあなたの好みやその日の気分、食事の目的にぴったり合う一軒を見つけるための、お店選びの具体的なポイントを3つに絞って解説します。
これから紹介するポイントを参考にすれば、お店選びでの失敗を減らせるはずです。ぜひ、あなたにとって最高の一枚に出会うための参考にしてください。
①スタイルで選ぶ（関西風・広島風）
お好み焼きと一言でいっても、そのスタイルは主に「関西風」と「広島風」の二つに大別され、それぞれに全く異なる特徴があります。
まずは、あなたがどちらのスタイルを好むかを考えてみるのが、お店選びの第一歩です。関西風は、生地と細かく刻んだキャベツ、卵、その他の具材をすべて混ぜ合わせてから鉄板で焼く「混ぜ焼き」が基本です。
山芋などを加えるお店も多く、食感はふんわりと柔らかい仕上がりになります。生地と具材の一体感を楽しめるのが関西風の魅力といえるでしょう。一方の広島風は、生地と具材を混ぜずに、層のように重ねていく「重ね焼き」が特徴です。
薄く焼いた生地の上にたっぷりのキャベツや豚肉を乗せて蒸し焼きにし、隣で焼いた中華麺（そば）や卵と合体させて完成させます。様々な具材の食感と、野菜の甘みが強く感じられ、ボリューム満点なのが魅力です。
②お店の雰囲気や利用シーンで選ぶ
誰と、どのような目的で食事をするのかによって、ふさわしいお店の雰囲気は変わってきます。
食事をする場面を具体的にイメージしてみるのも、お店選びの重要なポイントです。例えば、気心の知れた友人や家族と、会話を弾ませながら賑やかに食事を楽しみたいのであれば、活気のある大衆的な雰囲気のお店が向いています。
テーブル席が中心で、広々とした空間のお店を選ぶと良いでしょう。反対に、デートや記念日といった特別な日には、少し落ち着いた雰囲気のお店が望ましいです。
照明を落としたお洒落な内装のお店や、カウンター席で静かに食事ができる隠れ家的なお店なら、二人の時間をゆっくりと過ごせます。また、仕事帰りに一人でふらっと立ち寄りたい場合は、カウンター席が完備されているお店を選ぶと、気兼ねなく自分のペースで食事と向き合えます。
このように利用シーンを明確にすれば、お店の候補は自然と絞られてきます。
③自分で焼くか、お店に焼いてもらうかで選ぶ
お好み焼き店には、各テーブルに設置された鉄板で「自分で調理する」スタイルのお店と、厨房やカウンターの大きな鉄板でスタッフが調理し「完成品を提供してくれる」スタイルのお店があります。
どちらの体験をしたいかで選ぶのも一つの方法です。自分で焼くスタイルの魅力は、なんといってもその楽しさにあります。
仲間と協力しながら生地を混ぜたり、ひっくり返したりする工程は、一種のエンターテインメントです。たとえ少し形が崩れてしまっても、それもまた良い思い出になるでしょう。
食事そのものだけでなく、調理過程も含めて楽しみたい場合に、このスタイルはおすすめです。一方、プロに焼いてもらうスタイルの魅力は、最高の状態で調理された一枚を味わえる点にあります。
食材の知識や調理技術を知り尽くしたスタッフが、火加減や焼き時間を見極めて提供してくれるお好み焼きは、まさに絶品です。確実に美味しいお好み焼きを食べたい場合や、調理の手間なく食事と会話に集中したい場合には、こちらを選ぶと満足度が高まります。
札幌の絶品お好み焼きを食べ尽くそう！
今回は、札幌でおすすめのお好み焼き店を厳選して10店舗、そしてお店選びで失敗しないための3つのポイントを詳しく解説しました。
札幌には、地元の人々に長年愛され続けるソウルフードのような老舗から、本場の味に徹底的にこだわる専門店、さらにはデートにも使えるお洒落な創作鉄板ダイニングまで、本当に多種多様で魅力的なお好み焼き店がたくさんあります。
これまで札幌グルメとしてラーメンや海鮮ばかりに目を向けていた方も、この記事を読んで、その奥深い魅力に気づいていただけたのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考にして、あなたの好みや利用シーンにぴったり合うお店をみつけてください。
そして、アツアツの鉄板が奏でる音と香りに包まれながら、札幌の美味しいお好み焼きを心ゆくまで味わい尽くしましょう。
